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構造

Q:地下のある家

CREAさん
地下のある家を考えています。

しかしながら、ドライエリアに雨水が溜まったりすることはないのでしょうか?

過去に水害のあったような地域ではないのですが、ゲリラ豪雨の時など、どうなのだろうと考えてしまいます。
2015年04月27日投稿
  • 11,102

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feve casa登録専門家による回答 No.001
森健一郎

地下の排水

森健一郎
こんにちは、【快適健康環境+Design】森建築設計と申します。
地下ドライエリア等にはご心配されているとおり雨水が溜まります。この対策として雨水を溜める地下ピットと、排水するためのポンプを設置して被害が無いようにしているのです。ですが昨今のゲリラ豪雨のように設計時に想定した水量以上の雨が降ると排水しきれずに床上浸水などの被害がでる可能性も0ではありません。

地下だけでなく道路面よりも低い位置に水回り(排水が必要な設備)を設ける場合も逆流による被害の検討が必要です。

森建築設計
川崎市中原区等々力17-5
044-744-1596/090-9134-2670
メール:info@mori-ken.com
ホームページ
http://moriken.p1.bindsite.jp/
ブログ
http://moriken1ro.exblog.jp/
2015年04月27日時点の回答です

こんにちは。ポンプを設置する等、全く知りませんでした。丁寧なご回答ありがとうございました。

2015年04月28日 CREAより

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feve casa登録専門家による回答 No.002
正本義人

地下室の必要設備機器をリストアップしてみましょう

正本義人
地下室のメリット-デメリットを考えた上でのプランニングが必要です。
ドライエリアを設けた場合、雨水を排水するための機械設備が必要です。一般的にはドライエリアの更に下の層に排水ピットを設けます。雨水を貯めてから排水ポンプで水をくみ上げます。ポンプは2台の交互運転が最低条件です。
また、ポンプのメンテナンス、排水ピットの掃除を考慮してドライエリアから、ピットへのアクセスが必要です。
ゲリラ豪雨を考慮すると、排水ピット、排水ポンプの容量にも余裕が必要となりそうですね。
雨水の処理以外に湿気対策を十分に行う必要が有ります。
これも、機械設備の手を借りることになります。
停電したらどうしよう?非常用電源?など

雨水排水以外に地下エリアに、トイレ、洗面、浴室など設置すると、上記排水設備以外に汚水排水の機械設備と排水ピットが必要となります。結構な工事額になります。
前面道路に埋設されている、汚水配管のレベルを下水道局で確認して、半地下にする方法で設備負担を軽減させる方法もあります。

一般的に地下1層の工事額は地上の2階分くらいかかると考えておいたほうが安心です。
2015年04月27日時点の回答です

こんにちは。コスト面でもそんなに違うのですね。デメリットの方が多いような気がしてきました。丁寧なご回答ありがとうございました。

2015年04月28日 CREAより

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feve casa登録専門家による回答 No.003
星野尚紀

ポンプと貯留

星野尚紀
水は高いところから低いところに流れるので、地下がある場合は下水道よりも地下の床が低いことが普通です。地下の床に落ちた雨水はポンプによって組み上げて下水に排水します。このポンプの能力(一定時間に組み上げる量)を上げればいいのです。しかし現実には滅多にその能力を求められないのに機械に多くのコストをかけるものではありませんので、特にゲリラ豪雨向けに高性能な機械は設置しません。
もう一つ、ポンプでくみ上げるには水を一か所に貯める必要があります。この貯留する部分を大きくしておけば良いのです。多くは建物下には基礎梁といって、床よりも深い部分にコンクリートの梁があります。この基礎梁に囲われた部分を空洞とし(実際にはコンクリートの箱にする)、そこに水を貯めます。その空洞を大きくするということです。
東京都が都心の道路の下に盛んに雨水貯留施設といいって、巨大なトンネルをつくり、雨水をためる計画を進めています。これも同じ考えで、一度に多量の雨が降ったときは、雨水の一時避難の場所を設けてあげる考えでです。貯めた後、ポンプでゆっくり排水すればOKです。
現実に、ゲリラ降雨の時は、自宅だけでなく排水先も雨水でいっぱいなので、すぐに排水することは不可能です。貯留という自衛策が必要です。
なお、ポンプは通常2台1セットとし、もし1台が故障しても、もう1台で排水が可能にしておくことが必要です。
2015年04月27日時点の回答です

こんにちは。下水道の深さ等、全く考えておりませんでした。丁寧なご回答ありがとうございました。

2015年04月28日 CREAより

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feve casa登録専門家による回答 No.004
山本富士雄

地下のある家

山本富士雄
ドライエリアの排水はゲリラ降雨に対する処置は大変難しいです。ドライエリアのない地下室のある家をお考えになってはいかがでしょうか。地下室の自然採光はスカイライトチューブhttp://www.skylighttube.co.jp/residential/で採光し、除湿は除湿機を設置し、自然換気も併用してはいかがでしょうか。断熱はセルローズファイバーで完全にできます。

株式会社山本富士雄設計事務所 山本富士雄
wwwf-yamafuji.com
info@f-yamafuji.com
0422-21-3950
2015年04月27日時点の回答です

こんにちは。URL先、拝見させていただきました。丁寧なご回答ありがとうございました。

2015年04月28日 CREAより

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feve casa登録専門家による回答 No.005
中山益蔵

地下のある家

中山益蔵
あお建築設計 中山益蔵
私の母の家は25坪の土地で、仕事場を兼用しているため、土地の有効利用を図るため地下室をつくっています。隣家が傾かないように土留の工事をした上で、工事をしています。
(その他でも地下室の設計はしています)

雨水だけでなく、多くの場所では地下水があり、日常的に地下の壁から水が侵入する心配があります。地下の床下からの浸水に対しては二重床(スラブ)の設置、
壁からの侵入に対しては、コンクリートの外壁の内側に隙間をあけてブッロック壁等の二重壁とします。その隙間に入った水を集めて(会所)て排水ポンプにて道路にある下水管に流します。母の家では、スペースを有効にするため二重部分をなくして、床は10センチメートル程度の湧水層、壁は高品質のコンクリートで暑さ25センチを採用しています。少し施工能力の必要な工事です。ゲリラ豪雨などの対策は必要時にドライエリアを塞ぐ扉をつけるのがいいと思います。基本的建築仕様、排水計画と定期メンテナンスをしていれば、一応は大丈夫と思います。静かで温度変化の少ない環境ですが、やや湿気が多い部屋になりがちです。コスト高になるので、「1階と一体的に使う」「斜線制限などで建築が難しい」などの理由がないとあまり採用しない方がと思います。
2015年04月28日時点の回答です

こんにちは。具体例があり、分かりやすく丁寧なご回答ありがとうございました。

2015年04月28日 CREAより

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