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構造

Q:木造2階建は構造計算されていない?

みやがわさん
木造2階建は、ほとんど構造計算されていないと聞いたのですが本当ですか?
2014年11月25日投稿
  • 9,543

78人の方が「この回答が参考になった」と投票しています。

feve casa登録専門家による回答 No.001
岩間隆司

法的基準で必要なくても、構造計算での検証は大切だと思います。

岩間隆司
みやがわ さま
はじめまして
SOCIUS 岩間隆司 と申します。

木造建築物でも一定の規模(最高高さ13m・軒高9m・500m2等)以下
であれば、建築基準法上、構造計算は必要ないようです。
(ただし、筋交い量のチェックなど、簡易計算は必要になるはずです。)
一般の、木造住宅のほとんどはこの範囲にはいりますので、構造計算は
されていない(簡易計算のみ)のでしょう。

こういった曖昧なお答えになりますのは
当方の設計する木造住宅は、それがどのような規模の建築物であっても、
全て構造一級建築士の資格を持つ者に構造計算の協力をお願いしてます。
ですので、あまり意識することはありませんでした。

法的基準はともかく、
計画するにあたっては、構造計算にて検証されることをおすすめします。
2014年11月25日時点の回答です

あるハウスメーカーの方が「9割の木造2階建は構造計算されていない、うちは構造計算をしっかりしています。」と仰られていたので、実際のところはどうなのかな?と思いお伺いさせていただきました。

2014年11月25日 みやがわより

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feve casa登録専門家による回答 No.002
森川 元樹

構造計算は、基本的に必要です。

森川 元樹
 構造計算をしているという前提で、建築確認申請時は見ないということになっていますので、構造計算は必要です。
 どんな計算方法で、行っているかはそれぞれ建築士に任されている部分かと思います。 
 2階建てで、木造の構造計算をして、出てくる答えは、
  荷重に耐えるか?
  風圧に耐えるか?
  地震に対して耐えるか? くらいだと思いますが
荷重、風圧力に対しては、計算しなくても勘と経験でわかるのですが
地震は、数少ない経験でしかないので、いくら構造計算しても、建物が壊れないということは保証できないと思います。
 今のところ地震に対しては、人的被害がないことを目指していますので
計算は、この地震の程度(揺れと、加速度)に耐える計算くらいしかできません。  
 構造計算書がないからと言って、構造的に全然ダメとは言えません。
2014年11月25日時点の回答です

あるハウスメーカーの方が、構造計算をしていることをウリにされていらっしゃったので、実際のところはどうなのかな?と思いお伺いさせていただきました。

2014年11月25日 みやがわより

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feve casa登録専門家による回答 No.003
中山秀樹

構造計算されていないわけではありません。

中山秀樹
おはようございます。
簡単に申し上げますと、木造二階建てというのは建築基準法の中で確認申請に関する緩和規定があります。
確認申請の際に構造計算書の提出を義務付けておらず、その代り審査を早く進められるというメリットがります。
ですが、ここで注意しなければならないのが、構造計算書の提出を求められていないだけで、やらなくていいということではありません。
構造計算は木造二階建てでも必要です。

そして構造計にはいくつかの種類があります。
詳細検討する方法が一番間違いありませんが、その分構造計算の費用も掛かりますからご予算との相談になりますね。
ただ、簡易検討が危ないかというとそういう訳でもありません。
「仕様規定」といった法律に準じて計算しますし、簡易な分、法律内で安全率の割増しをしています。詳細検討したほうが耐力壁を留める金物の数が少なくなることもあります。

しいてデメリットを上げるとすれば、構造のスペシャリストでなくても計算できてしまうものなので、設計の自由度が狭まることがあります。
この辺りは建築家と相談ではないでしょうか。

あとは法律で求められないことを良いことに本当に計算していないハウスメーカーや工務店、設計事務所があるかもしれませんね。
注文であれ分譲であれ必ず構造計算の根拠を求めたほうがよろしいでしょう。出せないところは怪しいと思って間違いないでしょう。

■株式会社 中山秀樹建築デザイン事務所
■代表取締役 中山秀樹
■177-0035
  東京都練馬区南田中5-10-30 カラコレス302
■TEL03-6431-8100
■FAX03-6431-8161
■URL www.nhaads.com
■e-mail nhaads@vega.ocn.ne.jp


ご注意ください。
2014年11月25日時点の回答です

あるハウスメーカーの方が、構造計算をしていることをウリにされていらっしゃったので、実際のところはどうなのかな?と思いお伺いさせていただきました。

2014年11月25日 みやがわより

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feve casa登録専門家による回答 No.004
遠藤浩

耐震等級1、2、3、や許容応力度計算を必要に応じ行って、設計いたします

遠藤浩
建築基準法上は、そうなっていますが、
比較的小さい建物まで詳細に審査することは、高額の審査手数料、長い審査期間、大量の申請書類などの負担をしいられますので、これを軽減する措置です 。
お施主さんの要望によって、基準法は、耐震性に関して、等級1ですが、品確法による等級2や3、更に、許容応力度計算(構造計算)も行って設計しておりますので、設計を依頼される場合には、最初の段階で仰っていただければよいと思います。
2014年11月25日時点の回答です

費用や時間との兼ね合いもあるのですね。

2014年11月25日 みやがわより

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feve casa登録専門家による回答 No.005
山本富士雄

当社は構造計算いたします。

山本富士雄
木造建築は、最高高さ13m以下、軒高9m以下、延べ床面積500㎡以下なららは法的に必要ないことになっていますが、当社はお客様にご安心頂くため、たとえ平屋でも計算書を提出いたします。通常、壁量のチエック配置、筋違かそれに代わる耐力壁の配置は法的にも必要です。ただし、大地震等で全く壊れないというのではなく、健常者が安全に避難できる程度の壊れ方をするのは差支えないと考えます。必要以上に強くするのは工事費の過増大を招くからです。

(株)山本富士雄設計事務所 
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町4-5-5 
TELl0422-21-3950EAX 0422-22-8813Mail  info@f-yamafuji.com
URL www.f-yamfuji.com
2014年11月25日時点の回答です

そうですよね。勉強になりました。

2014年11月25日 みやがわより

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feve casa登録専門家による回答 No.006
山本邦史郎

基本的に、どのような建物でも構造計算は必要です!

山本邦史郎
木造2階建てだとしても、構造計算はもちろん必要です。
「ほとんど構造計算されていない」というお話は、役所への提出義務が無いという点のことを示すのでしょう。他の回答者の回答に書かれているので詳しくは省きますが、確かに木造2階建て規模であれば、原則4号建物緩和というものがあり、詳細な構造検討資料の提出は、なされていないのが現状です。

ただし、構造偽装などの事件もあり最近の風潮として、たとえ緩和規定があっても構造計算の資料を用意すべきだという流れがあるのも確かです。(役所なども)

あと一口に構造計算といっても下記のようないくつかの検討手法や条件設定があります。

・壁量計算(簡易計算と呼ばれるもの)
・許容応力度計算(より詳細な検討)
・限界耐力計算(かなり特殊な構造の場合)
(また耐震等級によっても条件設定が変わります。)

計画する建物の規模や種別、コストによって、最適な手法で検討を行うことが望まれます。

┃山本 邦史郎/Kunishiro Yamamoto
┃アーキファクトリー一級建築士事務所
┃〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南1-17-25-#102
┃T:03-3316-0252┃F:03-5913-7827
┃HP:http://www.archi-factory.com
2014年11月25日時点の回答です

きちんと計算されてあっても素人には判断できないのでしょうが、「計算しているから安全・していないから危険」という間違ったとらえ方をしてしまうところでした。

2014年11月25日 みやがわより

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feve casa登録専門家による回答 No.007
浦田義久 篠崎素子

構造計算とはなにかという事ですが・・・

浦田義久 篠崎素子
構造計算とは建物に加わる力(建物自体の重さ、地震の力、風の力等々)に対し、安全な強度があるかを計算で確かめることです。木造2階建て住宅の場合、建築基準法上はそう言う意味での構造計算は必要とされていません。建築基準法上定められているのは、一般に壁量計算などと言われる簡易な計算法で、法に定められた必要な壁の量とバランスのとれた壁の配置をチェックする事が求められます。しかしこれはあくまで「簡易な計算法」であり本来の構造計算に比べれば精度が劣ります。さらに、この壁量計算は申請者の自主的なチェックに任されており、確認申請時にチェックする体制にはなっていません。ですが確かな強度を有する建物にするためには、2階建てになればきちんと構造計算をするのが望ましいと思います。なお、長期優良住宅を取得するためには構造計算が必要で、なおかつ「耐震等級2」という通常の基準法で定めるレベルより一段上の強度が求められます。私の事務所ではこの「耐震等級2」を最低レベル、可能な場合は更に上のレベルである「耐震等級3」を確保する構造計算を必ず行うようにしています。
2014年11月25日時点の回答です

きちんと計算されてあっても素人には判断できないのでしょうが、「計算しているから安全・していないから危険」という間違ったとらえ方をしてしまうところでした。

2014年11月25日 みやがわより

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feve casa登録専門家による回答 No.008
加塩 博之

逆に・・・

加塩 博之

一級建築士の免許を持っている責任で、確認申請に提出する必要が無いので、ハウスメーカーさんでその様なことを仰らられる方もいらっしゃいますが、個人の工務店レベルの設計者でなければ、昨今は構造計算や
構造設計はコストダウンや耐震の為に行なっている方々が主流です。

逆に、プレハブのハウスメーカーさんは、モデルケースごとの認定になっていますので、お客様一人一人での構造計算ではありません。

また、建築基準法の改正で、免許者設計の特例も将来は無くなりますので(法律は公布済みですが、施行時期が未定)その様なセールストークは、逆に建築家が行なうものになると思われます。(笑)

蛇足ながら、法律改正は工務店や大工さんを締め出すハウスメーカーさんの圧力で制定されたとも言われています。
(型式認定の特例は残ります。)
2014年11月25日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.009
宇佐美 亮

建築基準法との関係

宇佐美 亮
1981年6月に建築基準法施行令が改正され新耐震設計法が導入されました。
1984年4月に建築士法、建築基準法の改正:四号特例の施行で「木造2階建て延べ面積500㎡以下の木造建築物の構造計算は、確認申請時のチェックは不要」ということになりました。
そして姉歯事件を経て、2008年施行の改正建築士法で四号建築物の建築士特例は廃止されましたが、なぜか緩和措置として、当分の間継続することになっているのが現状です。
建築基準法では、木造建築物の規模構造により構造関係規定が分類されております。
階数が2以下、かつ、延べ面積が500㎡以下の木造建築物については、壁量計算、壁配置のバランスの検討、N値計算により構造安全性を確認します。これらの確認は、施行令の仕様規定に規定されているので、建築基準法上、「構造計算」とは言いませんが、非常に重要な規定です。
設計者においては必ず壁量計算、壁配置のバランスの検討、N値計算を行うことが必要で、耐力壁は水平構面(剛床)と接していなければなりません。これを行わないと違反建築になります。
また、階数が3、または延べ面積が500㎡を超える木造建築物は、許容応力度計算が必要になります。
建築基準法では、地震に対して2つの目標を設定しています。
中地震では損傷がなく、大地震には倒壊を防いで人命を守るといううものです。大地震の時には壊れないのではなく、倒れないということを目標にしています。
一般の消費者には、正確に理解されていない可能性があります。
設計においては、まだ十分に分かっていないことや、現時点では考えが及ばないような事象への工学的対処も必要となりますので、「余裕」のある設計が必要です。
また、地盤の良しあしが、基礎の違い以上に地震の揺れに影響しますので、地盤が著しく悪い場所では、強度を1.5倍に増す必要があります。
2014年11月25日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.010
新田広史

あってはならないことですが、「計算」は悪用も・・・?

新田広史
あってはならないことで、恐らく100%無いでしょうが、計算はギリギリを狙う手段としても使用できます。
計算して適合しているから安心、ということはありません。105の柱を使用するところ計算をして85の柱でOKとなることはいくらでもあります。 ということです。
初めから耐震等級3を狙いさらに余裕があるというならば計算し確認したことが大いに証明となります。
内容そのものは構造計算する人が専門で意匠設計監理者にはすべてはわかりません。 しかし、途中の過程はわかりにくくとも条件をどう設定しているか、結論に余裕があるかは計算書を読み取ればわかります。
建築家に見てもらうべきです。

簡易計算が許される四号建物(よくある2階建て木造住宅)では基準法そもそもに大きな余裕が見てあります。柱の引き抜きもチェック方法が決められています。 その通りにチェックすると壁量の余裕はかなりあることがわかります。3階建てや特殊なスパンの構造とすると計算が必須となります。

計算万能と鵜呑みにしない、構造屋さんに任せたから安心ということではなく、元請けとなった意匠設計事務所が構造屋さんにどのくらいの余裕があるのかを確認することが重要でしょう。

デザインシステム新田建築事務所 新田広史
2014年11月27日時点の回答です

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feve casa登録専門家による回答 No.011
金 富雄・李 勝代

【本来であれば・・・】

金 富雄・李 勝代
木造2階建ての場合、確認申請時構造計算(構造家による構造計算)を求められていない為に構造計算をしないケースが多くあります。ただ、法律に準じて壁量計算等の構造のチェックはします。
本来であれば、建物の大小に関わらず構造計算を行い、梁や柱のサイズを決めることが、より安全かつ経済的だと考えますが、構造計算の費用が別途掛かったり、お客さまへのご負担が多くなる事も事実です。

以前、木造2階建ての住宅の設計時、形態的に壁・柱を傾斜したので、構造計算の有無のご説明をあげたところ、構造計算のご依頼を受けました。(ご主人様がエンジニアと言う事もありしたので)

先ずは、ご依頼している設計事務所へ「構造計算はどうお考えですか?」とお聞き下さい。そのお答えが「?」であれば、再度こちらへでも弊社直接でも構いません。ご質問ください。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
有限会社 デザインオフィス オポジッション  代表取締役 李 勝代
〒106-0047東京都港区南麻布4-11-35-220 
TEL 03-3449-5184 FAX 03-3280-7377
E-mail : lee@opposition.jp  Website : http://www.opposition.jp
2014年12月02日時点の回答です

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