ウッドデッキのデザインや施工方法を選ぶ際の参考にして頂けるように、建築家の設計した住宅の「ウッドデッキ」に焦点を絞って、デザインの優れたウッドデッキの画像と解説を多数集めています。
ウッドデッキを採用する家が増えている様に思えます。
アウトドアリビングとしてお部屋のつながりを持たせて広々空間を手に入れたり、ご近所さんとのちょっとしたお茶会場所、または、個人で読書などゆったりした時間を過ごす場所等々。
色々な意味で、ウッドデッキを作る事で内と外との繋がりが持てます。
まさに、ウッドデッキは『内と外とのかけ橋』と言えるのではないでしょうか。
『ウッドデッキが欲しいな~。』という漠然とした思いから『ウッドデッキを使ってこんな暮らしがしたい。』と思い描いてみて下さい。
大きなお庭があり、外からの視線もそんなに気にならない様な場所ならあえてウッドデッキを作る必要もないはずです。
あえて人目に付く様な場所では、落ち着かないのでゆったりお茶をしたり本をのんびり読んだり・・・なんてとても思えません。
目的がはっきりしないままウッドデッキを作るのはデッドスペースを増やす結果にも成り得ません。
布団を干す・洗濯物を干すスペースを増やしたい。
ガーデニングを楽しみたい。
だとしたら、日当たりの良い南側。
ゆったりした時間の流れと季節の移り変わりを肌で感じながら過ごすスペースが欲しい。
ならば、東西南北関係なく景色の良い方向を選んで設置すれば良い。
ご近所さんを呼んでティーパーティー(お茶会)を開きたい。
女性は日焼けを気にします。あまり日差しの多い場所は避けたいので出来たら落ち着いた北側がベスト。
または、子供たちの遊び場としてリビングの延長としてウッドデッキを設置すれば太陽の下、子供たちが元気に楽しく遊ぶ姿を家事をしながら見守ることができます。
『たかがウッドデッキ』と言えども『されどウッドデッキ』
ウッドデッキ一つで、暮らし方が変わります。
ウッドデッキをデッドスペースにしない為に、まずは焦らずゆっくりとウッドデッキの目的とそのプランを練ってください。
まず、表向きのウッドデッキですが、鉢の草花を配しガーデニングを楽しんだり、お部屋のインテリアを楽しむようにセンスやアイデアを活かして、趣向を凝らした居心地の良いスペースが作れます。
室内と外とをつなげたデッキを設置することで、リビングがいっそう広々ゆったりとした印象に変化します。
暮らしやすさも向上し、開放感あふれる快い時間の中で、人と人とのコミュニケーションも広がります
また、夜は夜景や星の瞬きに浮かぶデッキに、昼間とは異なった、ゆるやかで幻想的な時間の流れに身をゆだねることもできます。
星座を観察したり、虫たちの声に耳を傾けたり、昼間とはひと味違う趣あるデッキライフが生まれます。
そして、裏側(バックヤード)のウッドデッキですが、こちらは人目には付きにくい場所です。
なので、とかく暗くなりがちな場所で下手をすると乱雑になりがちです。
そんな場所にまで気を使うかどうかは個人的判断と言えるでしょうが、例えば遊具や家の中には置きづらかった物の保管スペースになったり、バックヤードの使い勝手もより良くなるとしたらどうでしょうか。
隣地境界や裏庭など、暮らしの中に眠っているスペースを有効にご活用する(できる)としたら、ウッドデッキ設置は有効な方法だと思われます。
現代的なモダン住宅・シンプルで洗練されたスタイリッシュ住宅・あきのこないオーソドックス住宅・白壁が美しいプロバンス風住宅・等々・・・
『住まい』と一言でいっても住まう人の趣味嗜好・立地・予算によって様々です。同じ建売住宅だとしても住まう人により家の雰囲気は違ってきます。
同じものは一つとしてないのです。
大切な住まいがどんな雰囲気だとしても、ウッドデッキはとても相性がよく、しっくりきます。
木には癒し効果がありますのでウッドデッキ一つで温もり感あふれる癒やしの空間が演出でき、光や風を充分に通しながら、大切なプライバシーを守る事ができるのです。
ウッドデッキを人口木で作るのか。もしくは、本物の木で作るのか。
どちらにしても一長一短あります。
●人工木には、『木』独特の風合いはあるようでありません。
これは、実際『人口木』に接すれば、感じられると思います。
もちろん、木の香りもしません。
しかし、天然木とは違い、ずっと同じ状態を保つことができます。
●天然木には、『人口木』とは違い、様々な外的要因により(特に紫外線)、表情を変え、最終的に朽ちていきます。
なぜならば、本物の『木』だからです。
本物の木である以上、ウッドデッキ設置場所が適度な風通しと日当たりがあるならば 紫外線や外的要因による経年変化を避けることは出来ません。
せっかくお金をかけてウッドデッキを設置するのであれば、素材の一長一短をご納得して設置して下さい。
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