feve casa登録専門家による回答 No.006
木造耐火建築物は可能です。検討の余地はありそうです。
中山秀樹
初めまして。こんにちは。
先の建築家の方が言っている通り木造の耐火建築物を建てるには講習を修了した設計士、施工者が従事しなければなりません。
私も修了者で、ただ今木造耐火建築を建築中です。
私からは注意点を申し上げさせていただきます。
ご注意いただきたいのは、設計者、施工者は講習を修了しただけでは心許ないということです。
と言いますのも、耐火構造の下に「準耐火構造」というものがありますが、これとは全く別物と捉えてください。プランニングから耐火性能を考慮した設計が必要です。石膏ボードを厚くするくらいで準耐火建築に毛が生えた程度と捉えると、工事中になって変更を余儀なくされる危険性があります。それくらい慎重に検討が必要なので経験者に依頼されたほうが良いでしょう。
木造の耐火建築物は可能ですが、難題なのはご予算と思います。
ご希望額に消費税が含まれるなら、一気に厳しい(無理な)状況であると思います。
消費税が別であれば、ご要望、プラン、形態をシンプルにして過剰な設備機器を入れなければ検討の余地はあるかもしれません。
たっくさんの場合、工法、ご予算とも簡単なお話ではなさそうですので、まずは専門家に話を聞いたりしながら、情報収集に当たってみてはいかがでしょうか。
とにかく焦りは禁物ですよ。
ご参考になれば幸いです。
家づくり頑張ってください!!
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2016年04月14日時点の回答です