コンクリートの外壁の特徴
①高い耐震性・耐候性・耐火性・遮音性
引張りに強いが圧縮に弱い鉄筋と、圧縮に強いが引張りに弱いコンクリートという2つの長所短所を補完し合い耐震性に優れた材料とされています。コンクリートはアルカリ性で鉄が錆びるのを防ぐと同時に火に弱い鉄を被覆している為耐火性にも優れた材料です。また遮音性にも優れています。外壁として使用する場合はこのような特徴がメリットとなります。
②形態の自由度とデザイン性
コンクリートは①鉄筋を組み→②型枠を設置→③コンクリートを流し込むという施工手順の為、鉄筋・型枠の組み方によっては形態・デザイン的にも他の構造では難しい形も可能です。
③コンクリートの施工品質管理
コンクリートは、材料の調合管理、鉄筋・型枠の施工管理と試験、打設時の品質管理が重要です。特に打ち放しの仕上げにする場合は調合強度と打設計画を検討し打設・たたき不良等によるコンクリート表面のジャンカ(豆板)を出さない様に、しっかり管理をする必要があります。
以上がコンクリートの壁の特徴です。コンクリートの壁のデザイン手法については建築家が写真とともに解説してくれています。サムネイル写真から気に入ったものをお気に入りに保存してみて下さい。
(文:fevecasa事務局)
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