ロードバイクや美味しいものが好きなUさん。ロードバイクで出かけて美味しいスイーツやパンを買って帰って、コーヒーを淹れたり、何十年と愛用しているスキレットで料理を楽しんだりと、仕事の定年を機に好きなことをしながら一日でも長く暮らせる暮らしやすい家を建てたいと望まれました。また、敷地が多角形の変形地のため一般的な四角の家では敷地を有効利用できないこと、過去に大雨で水害にあったことが新しい家を建てる際の課題になっていました。そこで、多角形の境界線に沿った形状の家を設計することで敷地に無駄が出ず、ゆったりとした平屋を建てた残りの部分に縁側のある庭やスロープのアプローチ、大型車とバイクが停められる駐車場をつくるゆとりが生まれました。さらに、可能であれば貸し駐車場をつくりたいというご要望にも、3台分の貸し駐車場スペースを確保して敷地を有効利用しています。水害には地盤の高さを上げて備えました。玄関ポーチの高さが通常よりも高くなって階段の段数が増えるため、アプローチをスロープにして上がりやすくしています。多角形の家は壁が斜めになる部分があることで+アルファのゆとりのスペースが生まれ、いろんな使い方ができ変化があって魅力的です。そこに、暮らしの道具や趣味のものが馴染んで、暮らしの楽しさのある心地よい家になりました。
現場所在地 | 名古屋市北区 |
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構造 | 在来木造 |
階数 | 地上1階 |
家族構成 | 単身 |
敷地面積 | 221.85㎡ |
延床面積 | 75.14㎡ |
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