【築100年の古民家再生】
最も古い平屋部分が築100年、増築された2階建て部分でも築50年という古民家のリノベーションである。断熱改修と耐震改修を行いながら内外装の改修を行った。
リフォーム、リノベーションでも計算による性能確認を行っている。
耐震評点は0.51→1.55
熱損失係数Q値は6.82→2.39W/m2K
年間光熱費は34万円→15万円
年間光熱費は実に19万円減と試算している。
工事は2階建て部分の1階、平屋部分の母屋、別棟の趣味室の改修を行った。また特徴的な計画としては母屋と趣味室の間のスペースを半屋外リビングダイニングとして計画したことだ。古建具を再利用したこのスペースは南北の引き戸を開け放つと風が吹き抜ける涼しいスペースとなる。真冬以外の3シーズン快適に過ごせる場所として提案した。
現場所在地 | 川崎市 |
---|---|
構造 | 木造 |
階数 | 2階 |
工務店 | 株式会社 広工 |
家族構成 | 夫、妻、子2人、母一人 |
敷地面積 | 350m2 |
延床面積 | 165m2 |
建築費用 | 2600万円 |
建築費坪単価 | 55万円 |
設計料 | 240万円 |
寛ぎの場所は、屋内に限ったことではありません。 そう、バルコニーで過ごす時間って、想像以上にQOLが上がるんです。 自宅というテリトリー内にいながら外を満喫できる空間って、控えめに言っても最高すぎ...
確保できる広さがなかったり、地価が高すぎたりという理由から、ハードルが少し高めの印象がある平屋住宅。 しかし、マイホームはこの先ずっと住む家です。様々な角度から、平屋という選択を考えてみてはいかがで...