明るい『住まい』...その3 反比例の関係

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『住まい』には「明るく!」といったことの他、さまざまなことが求められます。

・風通しがよい

・夏涼しく、冬暖かい

・落ち着いた暮らしを営める

以上はほんの一例ですが"快適さ"や"日常性"に関することなど、本当に無数の要素が組み合わさって ひとつの『住まい』になるわけです。



ところで、これらの中には『反比例するような関係』も少なくありません。『A』という要素をかなえようとした場合『B』という要素が犠牲になるといったような関係。あるいは、2つ同時にはかなえにくい関係です。

この"明るい『住まい』"という要素に対しては前回、前々回のコラム「明るい『住まい』...その1 西日が嫌われる理由」にてお話ししてきたように

・プライバシーの確保

・西日を避ける

といったようなことが、それにあたります。



「明るい『住まい』にしたい!」という声には、上記のような"反比例の関係"が 存在する中「解決策を一緒に練って欲しい!」という想いが、込められています。


 住まいに求められるもの 


・人目が気にならない高窓を採光元とする


ハイサイドウインドウ


・光庭を設ける


中庭


・光を反射させて室内に取り込む
・室内に用いる素材に工夫

床素材


などです。そして実際の現場では、これらの方法や他のアイディアを屈指しながらこの"反比例の関係"を持つ"伝統的な方程式"を壊さなくてはならない場合もあるのです。


今回の3連載コラムにて一番お話ししたかったこと。それは、今までの既成概念だけに基づいて"間取り"や"開口部"を 計画してしまうと、時に『住まい』に必要とされる"要素"がどれも中途半端に終わってしまう傾向にある・・・ということだったのです。




☆☆ 作者情報 ☆☆

住まいと暮らしをデザインするをコンセプトに、設計監理業務を行っています!

Tagu Design Studio

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和モダンの家づくり「スローライフな暮らしを営むために…」

田口秀樹/Tagu Design Studio (株)

written by 田口秀樹/Tagu Design Studio (株)

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