「パントリー」で叶える美しいキッチン。失敗しない設置のポイント

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キッチンのなかやキッチンに隣接して設けられる、食品を収納するスペースが「パントリー」。それほど広さを確保できなくても、足を踏み入れることができる程度のスペースでパントリーは実現します。すっきりとしたキッチンを保ち、生活感をおさえられるため注目されている住まいのアイデア。早速、その活用術や失敗しない設置のポイントを見ていきましょう。

生活感のでる家電も収納可能

白を基調とした洗練されたキッチン。調理中でも気軽に出入りできるパントリーには、冷蔵庫が設置されています。ウォークインクローゼットほどの広さがあれば見せたくない細々としたもの、生活感のでる家電をパントリーに隠すことができます。リビングから見えるキッチンをいつでもすっきりと見せられるため、来客の多いご家庭にも最適です。

勝手口に繋がる家事動線を考えたパントリー

食品だけでなく、生活用品をたっぷりと収納できるパントリー。ひっかけ収納やマグネットシートなど、使いやすさ抜群の収納スペースに仕上がっています。勝手口と繋がっていれば、ゴミ捨ても便利。家事導線を考えた間取りは、ぜひ参考にしたいですね。

女性に嬉しい主婦室に併設されたパントリー

カウンタースペースの奥にパントリーがつくられています。限られた空間を圧迫しない、スマートな造作デスクが使いやすさのポイントです。食材だけでなく、子どもが持って帰ってきた学校プリント、日ごろ必要な書類、レシピ本なども収められる収納力抜群のパントリーと、パソコン作業もできる主婦室、キッチンが緩やかに繋がった女性に嬉しい設計になっています。

モデルルームのような夢のキッチンに

パントリーがあるメリットは、いつもすっきりとしたキッチンを保てることです。食品ストックはもちろん、冷蔵庫や調理家電を収めることもできるため、モデルルームのように生活感のないキッチンも夢ではありません。

こちらのお宅のように、キッチンからパントリー、そして廊下に抜ける回遊性のある間取りなら、買い物をしてパントリーを通り食材を収めてキッチンで調理、という流れがスムーズに行えます。
美しいキッチンづくりを目指すなら、取り入れたいのがパントリー。家族が多いご家庭や、食品ストックを多く必要とするご家庭は、リフォームの際にパントリースペースを考慮し設計されることをおすすめします。

その際は、家事動線に注目するのが使いやすさのポイント。買い物から調理までの流れを日ごろからシュミレーションし、自分がいちばん使いやすい配置を考えましょう。快適なキッチンづくりにぜひパントリーを役立ててみてください。

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2014年05月31日投稿 デザイン・設計手法 キッチンの家電置き場について (回答数1)
ライター/writer naomi