平屋みたいだけど平屋じゃない!大きい屋根が素敵な家。

お気に入りをクリップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
平屋みたいだけど平屋じゃないってどういうこと?

平屋は英語で表現すると、「one story house」家全体がひとつの物語。ワンフロアでの連続した流れのある暮らしは、古くから親しまれてきたもの。また、内部だけではなく、横に大きいずっしりと地に足をつけた安定感のある外観も魅力のひとつです。今日はそんな魅力的な平屋の外観を取り入れつつ、実は平屋ではないという、不思議な家をご紹介していきます。

大きな屋根の下には優しい光を感じる空間。

大きな屋根は、住まう人に守られている感覚を思い出させます。勾配天井から届く光は2階のワークスペースを通り抜け、吹き抜けからリビングダイニングに降り注ぎます。2階にスペースを設けることで、空に近い明るい空間をつくりだし、平屋の佇まいでありながら変化を愉しめる空間を実現しています。

庭を邪魔しない外観。

「庭を増築する」というコンセプトで、既存の庭を残しつつ、庭の背景として主張しすぎないように計画された住宅。前面の道路からは平屋に見えるようにデザインしたことで、見事に庭と馴染み、美しいバランスを保っています。建物の高さを抑えた平屋のデザインは周囲の景観を美しく見せる点でも優れていますね。

大きい軒下はアウトドアリビング。

正面から見ると、どこからどう見ても平屋にしか見えないこちらのお家。大きく勾配のついた屋根に覆われた空間に、ハンモックのあるウッドデッキ。平屋に見えるよう高さを押さえた深い軒下は、室内とのつながりをより強くし、外の空間でありながら室内に居る安心感を漂わせます。心地良い光と風を感じながら、ハンモックに揺られお昼寝・・・なんて最高ですよね。
いかがでしたでしょうか。平屋に見せるメリットは、周囲の景観とのバランスであったり、住宅の内と外を心地良く繋ぐためであったり、古くから私たちの生活で大切にされていたことを自然に取り入れられることにあるようです。環境との調和を意識した家造りをぜひあなたにも。

関連まめ知識

関連Q&A

ライター/writer utasan