重視したのは部屋数よりも開放感! 広々リビングの家

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「将来、子どもがもうひとり増えたときのために」「ゲストの宿泊用に」…などの理由で部屋数を増やす人は多くいますが、ちょっと待って!
その部屋、本当に必要ですか?
備えあれば憂いなしとは言うものの、未知の可能性に賭けて、せっかくの床面積を「細切れ」にしてしまうのはもったいない!
小部屋をあれこれ作るより、LDKをどーんと広くとってメリハリをきかせたほうが、家はより広く見えます。
しかも、ちょっとした工夫を施せば、部屋数をカバーできるくらい使い勝手もよくなるんです。

まるで「もう1部屋」のような小上がり付き

小さな子どもがいるこちらのお宅では、リビングに5畳の小上がりを設けました。
小上がりは、主に子どもが遊ぶための、いわば子ども部屋に代わるスペース。
そうした空間をあえてリビングに作ることで、お母さんが家事をしたり、お父さんが新聞を読んだりする時間も、子どもと共有することができるのです。
小上がりの下は大容量の床下収納になっていて、これを設けたことにより収納スペースも大幅にアップ。
温かみのある無垢フローリングが、子どもと過ごすやさしい時間にぴったりマッチします。

窓と吹き抜けで、より開放感アップ

南側に大きな窓を設けた、気持ちのよいLDK。
さらにLDKの真上が吹き抜けになっていることで、より開放的に。
窓や吹き抜けには、部屋を実際の面積以上に広々と感じさせるメリットがあります。
白い壁にグレーのクロスや黒のサッシがアクセントになり、モダンで洗練された印象に。
写真からはわかりませんが、照明にもこだわって、夕景が映える構造になっているのだそう。
せっかくLDKを広くとるなら、とことん気持ちよく、広々と見えるような家づくりを目指したいですね。

各コーナーに別空間が広がるLDK

こちらのお宅は、一風変わったL字形。
近くに工場があり、人の出入りが激しい場所のため、工場のある北側に対しては閉じ、反対に環境の良い南西側に対して開く構造になっています。
L字形のため、LDKの中にもいくつかのコーナーができることに。
そこにうまく仕切りを設けて、各コーナーが独立した空間のように見せることに成功しています。
家族が各コーナーでそれぞれ別のことをしているときでも、ひとつのLDKで同じ時間を共有できる、そんな素敵な空間です。

奥行きで勝負の都市型LDK

東京の都心に立つ、こちらのお宅。
限られた面積の中でLDKを最大限に広くとるために、奥行きを生かした設計に。
窓から差し込む光もうまく利用することで、部屋全体が明るく見えます。
実は、奥の赤い壁の右上は吹き抜けになっていて、ハイサイド窓もあるのです。
この、光の取り入れることにとことんこだわった構造も、広いLDKを明るく、より広く見せるための秘訣です。
思い切ってLDKを広くとり上手に住んでいる家を見ると、部屋数を絞って広々と住むのも悪くないな、と思えてきますよね。
家族で過ごす時間が一番多い場所がリビング。
リビングを居心地のよい空間にすることで、自然とみんなが集まるようになり、家族の絆もより深まります。
また、子どもの顔が見えることで、引きこもりや非行の予防につながるとの意見も。
部屋数ばかりが家の価値ではありません。
開放感があって心地よい、家族みんなが喜ぶリビングを作ってみませんか?

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個室の考え方(可変プランのすすめ) 2013年12月09日投稿 住宅設計 個室の考え方(可変プランのすすめ)

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ライター/writer 玉置