この建物は、傾斜/狭小といった敷地条件により発生した多角形のボリュームを、ディテールの検討を含め、いかにシンプルかつイメージを汚さない状態に保つかといった作業に従事し、設計プロセスもまた、そのかたまりを必要な分だけ削り出すといった方法をとりました。
このイメージを保つため、極力余計な開口を設けていませんが、実はこの削り出した部分(例えばバルコニー部や屋上の部分など)を吹き抜けと絡ませ、光のポテンシャルを最大に生かすことにより、外観からは創造もつかない、印象的な光につつまれた内部空間が広がっております。
エッジの効いたご夫婦の秘密基地!
そんなお家になりました。
掲載メディア
現代日本の建築vol.5
など
現場所在地 | 渋谷区 |
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構造 | 木造 |
階数 | 3階 |
敷地面積 | 58.85㎡ |
延床面積 | 93.66㎡ |
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