早く帰りたくなる、居心地よい家を考える

お気に入りをクリップ

このエントリーをはてなブックマークに追加
人々を優しく包み込む幸福感溢れる家には、仕事や学校を終えた後、早く帰りたくなるものです。家に帰ってきた安心感を与えてくれる玄関までのアプローチや、家族の楽しいな会話が聞こえてきそうな活気に溢れたキッチン、それぞれが思い思いにゆったり過ごすリビング、1日の疲れを癒す落ち着いた雰囲気の寝室など、心地よい我が家を育むためのアイデアを紹介します。幸せな生活は、人生にゆとりと豊かさをプラスしてくれるはずです。

「おかえり」と迎え入れてくれる優しい光を帯びたアプローチ

優しい光を帯びたアプローチは、仕事で疲れた心と体身に癒しを与えてくれます。
夜の暗闇から徐々に目を慣らすため、“パッ”と眩しくなるような明かりを灯すのではなく、写真のように柔らかみのあるオレンジ色の明かりを取り入れて、スペース全体に温かみを演出。
アプローチは家の外と中を繋ぐ存在なので、上から注ぐように照らすのではなく、足元から控えめに照らすことがポイント。このように光の取り入れ方を工夫することで、次第に家に帰ってきた安心感を与えてくれます。そこには玄関の扉を開けると夕食の良い香りが漂ってきそうな幸せな家族の姿が浮かびます。

夕食の美味しい香りが家を包み込む、開けたキッチン

食欲をそそる夕食の美味しい香りが家中に広がる開けたキッチンには、自然と人が集います。
広々とした対面式のカウンターキッチンなら、料理をしている人とも会話ができるので、夕食の話やその日の出来事など、他愛のない会話をしながら時を過ごせるので、家族のコミュニケーションを円滑にしてくれる大切な役割も果たしてくれます。
食事後は照明を少し落として大人なバーの雰囲気に空間を演出すれば、いつもとは違った時間を過ごすことができるはずです。

広々と解放感のある天吹き抜けのリビング

写真のように2階分になる窓や、吹き抜けのあるリビングは解放感を与えてくれます。上に広い分、インテリアを多めに置いても雑多なイメージを生むことがないので、大きめのソファーや観葉植物などを飾るなど、自分や家族にとって心地よい空間を作り出すことができます。こちらのようにたっぷりとした窓がある家や、天窓がある家は、夜になったら空に近い部分の上のカーテンだけ開けておくと街中の光や星や月の光が家の中に降り注ぎ、ロマンチックな気分に浸れそうです。

身体を休めることに徹するミニマムな寝室

身体を休め、ぐっすり眠ることに徹した寝室づくりのポイントは、落ち着いたトーンのアイテムでまとめ、余計なものを置かないミニマムな空間に仕立てることです。また、部屋が明るすぎると睡眠の妨げになるので、灯りは間接照明のみを使ってトーンダウンさせるのもおすすめ。優良な睡眠をとることは、楽しく健康的な生活を送るための欠かせない要素です。
居心地のよい家は誰もが帰りたくなる場所。我が家は常に家族みんなが集うそんな空間にしたいものです。それぞれにとっての心地よさを感じる要素を探りながら、ここでご紹介したアイデアをぜひ参考にしてみてください。

関連まめ知識

関連Q&A

2016年01月27日投稿 デザイン・設計手法 こんな家住みたい (回答数0)
ライター/writer 栗原