ジメジメする季節の対策!調湿のための工夫とは

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一年の中に四季が訪れる日本。春夏秋冬とそれぞれに気候が異なります。毎年必ずやってくる夏の前の梅雨の時期。特にこの季節は雨が多い季節なので、ジメジメと湿気も多くなってきます。湿気が多い季節だと、家の中までも湿度が高くなり蒸し暑さが不快感を抱かせます。梅雨以外でも湿度が高い日など、湿気対策を行っていますか?
そんなとき家の設計が調湿の工夫がなされていたら、エアコンなどに頼る必要もありません。では、どんな調湿方法があるのでしょうか!

自然素材で作られた家!材料にこだわって調湿対策

木材が多く使われているこのお家。最大の特徴は自然素材を使って作れているということです。無垢のフローリングに梁や柱、設置されている家具も木材で作られています。無垢の木は調湿にとても効果的と言われているので、梅雨の季節でもジメジメを防ぐことができます。
窓も大きなものから小さなものまで、高い部分にも取り付けられているので部屋全体の空気循環を良くしてくれます。
生活を考え素材にもこだわった素敵なお家です。

工夫された二世帯住宅!土間による調湿で快適に

二世帯で住んでいるこちらのお家。家の中で土間を挟んで繋がっています。あえて室内に土間を設けることによって、調湿に大きな効果をもたらしてくれるのです。コンクリートの材質は、湿気対策に効果的と言われており床下空間にコンクリを使うことによっで調湿することができています。
繋がった家のなかにわざと土間を介して二世帯住宅になっているので、安心はもちろん機能性にも優れ住みやすく工夫された設計になっています。

圧倒的な開放感!ウッドデッキが調湿

圧倒的な開放感が目に飛び込んでくるこのお家。庭とリビングをつなぐウッドデッキが素敵な空間を演出し、さらにデッキの一部には大きな木が植えられているので目隠しにも役立っています。
これだけ解放されていれば風通しも良く、夏にはエアコンに頼ることもありません。また、湿気もうまく逃せるように壁には漆喰が施されています。調湿効果バツグンで都会の喧騒から離れられるこんなお家、憧れますよね。
快適な暮らしをするためのヒントは見つかったでしょうか?家の設計を少し工夫するだけで、受ける影響は大きく異なります。湿気が室内に上がらないような工夫が大事であり、家の方角や材料などをうまく組み合わせればずいぶん調湿をすることができるでしょう。また、専門家のアドバイスも十分に聞いて参考にしましょう。
日本に住んでいる以上、湿気があるのは免れません。上手く調湿して、心地よく過ごしたいですね。

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ライター/writer らいおんパパ