見た目って、大事です。人間でいえば、少なからず内面の性格、生活習慣は外見にも出ます。それって実は、家にも同じことがいえるのです。
家の機能や家の中の雰囲気は、家の外観、もっと具体的にいえば「玄関ドア」に少なからず出ています。更には、「家をどのように見せたいか」が非常に重要なポイント。
玄関ドアの形や色、素材など決めることは沢山あります。でも大変な分だけ、完成した時の達成感はきっと想像以上。そして、家族同士で「こんなドアはどうだろう」と話し合う時間は、いずれ大切な思い出となるはずです。
アクセントカラーに赤をチョイス
玄関ドアを外壁に合わせた色にした場合、ごく一般的な外観になったはず。それも決して悪くはありませんが、オリジナリティを考えるなら断然「赤色の玄関ドア」に軍配が上がるでしょう。
玄関ライトとドアのデザインが可愛らしく、温もりある雰囲気が伝わってきます。こちらのお宅、家の中もキッチンなど赤系統でまとめています。
家の中のオリジナリティを玄関ドアにも反映したお宅です。
ほどよい間隔、二つの玄関ドア
玄関ドアが二つ。ピンときた方、ご名答です。
こちらは二世帯住宅のお宅。左右対称に設置された玄関ドアは、親と子世帯それぞれのドア。
「一緒の自宅に帰るけど、玄関からそれぞれ違う」という程よい距離を保つことは、長く一緒に住むからこそ大事なポイントです。
真ん中の木製ルーバーの奥には共有スペースの中庭が広がります。共有する場所、各々の場所、二世帯にとって「心地いい距離感」を表した二世帯住宅の入口玄関です。
雰囲気抜群。神秘的空間。
デザインによって、玄関ドアはここまで目立たせることが可能です。木製ドアが明るいライトを吸収して、黄金色のように見えます。
美術館やアトリエの入口のような、アーティスティックな雰囲気を漂わせる、神秘的な玄関ドア。
「家の中もきっと、センスある空間が広がっているんだろうな」と期待が膨らむ外観です。
ほっと安心、和みの空間
防火地域の道路に面したこちらのお宅。玄関は、延焼ラインを避け少し奥に設置し、温かみある木製の引き戸にしました。
石畳と木製玄関ドア、シンボルツリーのアオタモが、ほっと安心できるナチュラルな空間を作り上げています。表札の文字体も、この雰囲気にばっちり。
柔らかな毎日を送れそうな気持ちになる、癒し系の玄関ドアです。
観音扉、開かれた空間
両側開けることのできる観音扉の玄関ドアは、開放感が抜群です。スペースを有効に使えるので、大荷物を持ち運ぶ時も安心。
開かれた空間は、来客者に対するホスピタリティも感じます。両扉で迎えられたら、「ようこそ!」と喜んで招き入れてくれているようで、来客者もきっと嬉しくなるはず。
2ドア分のスペースは取りますが、広々としたゆったり感、開放感は1ドアにはない魅力です。
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2015年04月26日投稿
新築
ドアについて
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ライター/writer midori