写真に切り取りたくなるような「絵になる空間」

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素敵な家というものは見ているだけでうっとりとするような魅力にあふれています。それは見るものだけでなく、もちろん住まい人にとっても「心地よい空間」であることに繋がってきます。
そんな見た目にも美しい空間から、構造や部屋の区分、窓の配置などさまざまなアイデアを参考にインスピレーションを膨らませてみるのはいかがでしょうか?

外壁材を用いた洗練された廊下

役割の違う領域同士を繋ぐ廊下に外壁材を利用したことで、空間の違いを認識させる役目を果たしています。外壁材を使うことで室内にいながらも特別な空間に導かれるような感覚を受けます。また、違う色調の木材を用いることで空間にメリハリを与えます。天井部分と床部分には薄い色の木材を使用し、実際よりも天井高を高く感じさせ、壁部分にはダークカラーを用いて、空間を引き締めます。

情緒あふれる中庭の風景

空間全体が外の空気と溶け合うようなナチュラルな素材を用いた中庭は、2階の窓から眺められる仕組みに。
家のシンボルとして中心部分に佇む一本の木が、季節によって色を変え、その様子を室内にいながら眺められるのは、ぜいたくな気分に浸れるはずです。
ガーデニングにうってつけな季節には、さまざまな植物を植えると、より華やかな空間に演出できます。

幾何学的なスタイルの階段

ナチュラルな木材とシンプルでモダンな印象のある壁のホワイト×手すり部分のブラックの組み合わせが絶妙なバランスを生み出している空間。家の中心部を通る階段は、幾何学的な構造になっているので、引き締まった印象を与えます。
また、見える階段にしたことで、空間をより広く見せる効果が期待できます。すっきりとしたつくりで、周りから見えることで意識して掃除をしなくてはいけない分、クリーンに保つことをこころがけることができるはずです。

リビングから眺める日本庭園

リビングから見える自分だけでの特別な中庭は、家族にとって癒しのスペースとなることでしょう。リビングにいながら季節の移り変わりが感じられる趣のある住宅の一例です。春が芽吹き、夏には青々とした葉をつけ、秋には紅葉し、冬には雪が木の枝に美しくまとう姿は、疲れた身体と心を癒してくれるはずです。大開口の窓を用いながらもプライベートを確保した空間はほどよく光を取り入れてくれるので、ゆったりとしたプライベートな時間を過ごすことができるはずです。
今回紹介した写真に切り取りたくなるような空間、いかがでしたか。風景画のような、眺めているだけでリラックスできる空間は、暮らしやすい家の証拠。これから新築を建てようと考えている方、リフォームを考えている方は、ぜひこのような、誰もがうっとりするような空間を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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ライター/writer 栗原