閑静な住宅地の北東角地に位置する邸宅。
南側からの日照を得つつ、同時にプライバシーを確保するために、中庭を囲むように建物をL字型に配置しました。外構計画も建築と並行して検討を行った結果、中庭スペースを有効に使えるように、また同時にプライバシーを確保できるように壁で囲う計画となりました。
これにより、内外のギャップの大きな建築となり、外観からは想像できない広がりとつながりを持った建築プランに。リビングからつながるポーチ部分と、そこからさらに広がる芝生の庭には木々がゆらぎます。高低差と遠近を利用した、外と内とが立体的につながる空間構成です。視界のよく抜けた開放的な芝生の庭は、空へと自然につながっていきます。
これらの自由な設計提案と大開口を実現するためにSE構法を採用しました。また、たくさんの窓は開放感を満喫できる反面、熱の移動による暑さ寒さの侵入が宿命でしたが、この邸宅では国内最高レベルの樹脂製3重ガラス窓を採用することで、熱の移動をシャットアウトしました。タイコー流のL字型中庭ハウスがここに誕生しました。
現場所在地 | 八尾市 |
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構造 | 耐震構法 SE構法 |
階数 | 2階建て |
工務店 | 株式会社タイコーアーキテクト |
延床面積 | 163.34m2 |
建築費用 | 200.06m2 |
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