白は、ウェディングドレスなどセレモニーで多く登場する神聖な色。「清らかな」「希望」を感じさせる白は、住空間においても高い人気を誇っています。今回は、おしゃれで華やかなだけではない、「白い空間」の奥深い魅力に迫ります。
住まいのインテリアに迷ったら、白に注目してみるのも良いかもしれません。クロスや建具などの内装はもちろん、外観に至るまで白を取り入れることで、これまでと違った印象に変化することでしょう。
清潔感をもたらす色
汚れのない清らかなイメージを持つ「白」。清潔感が重要になるサニタリールームにぴったりの色です。また、白は汚れが目立つということもあり、掃除が欠かせないと思わせてくれます。そのため、少し汚れたらサッと拭き取れる鏡面仕上げを施すなど掃除のしやすい環境を素材や加工でも工夫することが大切です。「白」は、清潔感をもたらす色。清潔第一の洗面所やトイレなどに最適なカラーかもしれません。
軽さを感じさせる効果も
スタイリッシュな印象の白い部屋。ものを軽く見せてくれることも白ならではの特徴です。特に、部屋を印象づける大きな家具やファブリックを白にするだけで、お部屋を広く見せる効果も期待できるとか。
狭小住宅やより開放感のある空間を作りたい場合は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
季節や好みを問わずアレンジ自在
例えば青などの寒色系は夏向け、オレンジなどの暖色系は冬向けなど、色によっては季節を選ぶ場合もあります。しかし、白はどんな季節や好みの方にもマッチするというメリットが。
白は1色ではありません。雪のように真っ白な白から、生成りのような温かな白まで幅広いのです。季節に合わせてさまざまな白を取り入れることで、奥行きのあるインテリアが楽しめます。
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ライター/writer naomi