私の住んでいる横浜は坂が多い町としても有名です。
時々、斜面に張り付くように建ち並んでいる住宅を見ると、「地震、大丈夫だろうか〜」などと心配することもあります。
阪神大震災と東日本大震災を経て、一般的にも地盤に対する認識が深くなって来ました。瑕疵担保保険では地盤調査が義務づけられていますし、多少のコストはかかりますが、家を建てる敷地の地盤を把握することは最低必要条件と言えます。
地盤の状態は最終的には調査結果で知ることになりますが、ここでまめ知識をひとつ!
敷地が斜面の場合、一般的には南斜面より北斜面の方が地盤は良好です。
南斜面は強い直射日光を浴び続けており、北斜面に比べ脆くなっているからです。
ただ、いずれの場合にも地盤調査は必要です。地盤調査をし、対策を打てば、海の上にでも超高層ビルでさえ建つのですから。