照明は雰囲気や居心地を左右する大きな要素の一つです。
事務所であれば、作業が支障なく出来る明るさが重要ですが、住宅は明るさだけの問題ではありません。
住宅の夜は昼間のような明るさは必要なく、夜には夜らしい落ち着いた雰囲気になるように照明を考えます。
それには、大きな照明をひとつ、どんと部屋の真ん中に付けるのではなく、明暗や光源の高さ,位置を検討する必要があります。
照明の色によっても部屋の雰囲気は変わります。オフィスでは白い昼白色がほとんどですが、住宅では電球の色に近い電球色のほうが落ち着くように思います。
またオンとオフの気持ちの切り替えにもなります。
照明の光源は白熱灯、蛍光灯、LEDの3種類があります。現時点では白熱灯の器具は減りLEDが主流になりつつあります。LEDは日進月歩で進化しているので、照明をセレクトする直前でカタログ等をチェックするほうがいいでしょう。