もうひとつの建築家の仕事

404人の方が「このまめ知識が参考になった」と投票しています。

建築家の仕事は設計、つまり図面を描くことではないの?と思われるかも知れませんが、もうひとつ重要な仕事として監理業務があります。設計業務と監理業務、それぞれの役割について簡単に紹介したいと思います。

ー設計業務ー
ご家族の理想の住まいを実際に建設するのに必要な「設計図」の作成が主な業務です。私たち建築家はご家族にヒアリングを重ね、この設計図の作成に膨大な時間を費やします。住まいの隅々にまで家族の思いを反映させる訳ですから、作成する図面枚数もハウスメーカーや工務店の比ではありません。

ー監理業務ー
実際の工事が始まり、それまでに作成した設計図にこめたご家族の思いを実際の建物に反映させれるよう、工事の内容を監督して行くのが建築家の監理業務です。施工者との密なやりとりや現場にどれだけ脚を運ぶかが重要になってきます。ご家族の代理人としての立場が活かされる部分ですので設計業務と同等に重要な業務だと思います。
高山秀樹/株式会社高山秀樹建築設計事務所

written by 高山秀樹/株式会社高山秀樹建築設計事務所

この建築家の全ての投稿をみる

このまめ知識は参考になりましたか?

は い いいえ