空間に遊びが出来る、スキップフロアのススメ

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家を建てるなら、広いリビングと大きな窓が欲しい。。。!
広々一室空間、とても素敵です。でもちょっと、単調で退屈な気がしたアナタ!そんなあなたにお勧めするのは、スキップフロアです。部屋の中に敢えて段差を設ける。これによって、空間に変化が生じ、どこで過ごすかによって、見える景色が違う、そんな経験も出来るんです。

キッチンとリビングダイニングのスキップフロアの効能

普通お母さんは、キッチンで作業中、子供の動きを確認するとき、いちいち下に視線を動かさないといけないですよね。でも、これって結構面倒なもの。キッチンとリビングダイニングに作ったこの段差は、お子さんがリビングで遊んでいても、キッチンで作業中のお母さんが非常に見やすい高さの関係を作りだしています。

1階と2階の間に緩衝スペースが出来るスキップフロア

1階と2階を繋ぐスキップフロアは、カウンターが施されて、家族が読書や勉強をするスペースとなっているそうです。スキップフロアの良いところは、上り下りの苦が少なくなるところもありますね。自分の好きなことを楽しみながらも、家族の側にいるという感覚を持つことが出来る、そんなホールが出来るのもスキップフロアならではと言えます。

窓の外との関係を作る、スキップフロア

窓がたくさんあって、明るい書斎ですね。部屋に接してバルコニーがありますが、階段を上って出るような、スキップフロアになっています。この段差によって、座って居たら、丁度いい高さに外の風景が見えて、外からの視線はさほど気にならないという効果がありますね。ちょっとしたお籠り感があって楽しそうです。

階段が、大きなスキップフロアに!

リビングがそれほど大きいという訳ではありませんが、この大きな階段に出来たエクストラのスペースのおかげですごく豊かな空間に仕上がっていますね。また敷地の傾斜によってできたスペースも無駄なく使い、階段の踊り場の下にももう一つポケットルームを作っています。
スキップフロア、退屈しない空間でしたね。ひとりで過ごしながらも家族と近くにいられる、上り下りが楽、視線の高さの違いによって、見える風景が変わる。そんな色々な変化を楽しむことが出来る仕掛けの一つがスキップフロアだと言えます。高低差のある敷地に建つ家としての解決策の一つとしてのスキップフロアもありました。ここはひとつ、大きな空間を作る方がいいのか、段差を敢えて楽しむのか、考えてみませんか?

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ライター/writer amodanca