あなたと家族の命を守る家に~地震に負けない強い家とその工夫~

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地震大国日本。そう呼ばれる通り、地震が頻発しています。

大きな地震が起こった時の準備はもちろん、作りや工夫によって「地震に負けない」家に住むことも、あなたやあなたの大切な家族の命を守る大きな手段の一つ。

大地震が起こってからでは遅いのです。
マイホームを建てるなら、耐震性の高い家を作りましょう。

造り付けという安心感

キッチンに引き出し、ダイニングテーブル、ワークデスクなど、全ての家具を造り付けにしたこちらの住宅。

地震で大きく家が揺れても、家具が倒れるというリスクを回避することができますね。

統一感を出すために、階段も家具のように作りました。段差部分を収納スペースにしたことで、避難グッズなどを収めておくこともできます。

骨組み全体で家を支える「SE構法」

「耐震構法SE構法」は、強度の安定した集成材と接合部に独自の金物を用いる木造の構法です。接合部を強固にし、断面欠損の少ないこの構法は、骨組み全体が建物そのものを支えてくれます。

大きな開口部や窓や吹き抜け、大空間を安全に実現できます。

地震大国日本にとって、安心・安全・快適に暮らすことができる心強い構法のひとつです。

太い丸太が大黒柱

写真には2本ですが、計3本の太い丸太がコンクリートの基礎~リビング~ロフト~棟梁まで突き抜け、家全体をがっしりと支えています。

可視化できる大木は、「地震の時でもこの3本が私たちを守ってくれる」という大きな安心感をもたらしてくれるでしょう。

実際、近年多発する地震でもあまり揺れることはないそうです。これからも家族の暮らしを守ってくれますように。

揺れに強い平屋と外装

平屋住宅は、地震の揺れによる建物への負担が2階建て、3階建ての住宅よりも軽減されます。

建物は高さがあればあるほど振り子のように揺れてしまいますが、1階部分のみの平屋には安定性があります。

そして外装は、地震の揺れに強いガルバリウム鋼板を採用。

内部は将来を考えバリアフリーにし、長く快適に住める家を実現しました。
「この家なら、大きな揺れにも持ちこたえてくれるだろう」という安心感は、何物にもかえられません。

家の丈夫さは、家族の命に直結します。

いつ起きてもおかしくないからこそ、備えは万全にしておきたいものですね。

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ライター/writer midori