もっと明るい玄関を作ろう!

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皆さんの家づくりの常識の中では、玄関は1階にあるものでしょうか?そうかもしれません。でも、絶対1階になきゃいけないというものでもないのです。今回は、2階、もしくは、地上より高い位置に玄関を持ってきた事例をご紹介しましょう。

2階の玄関なら、玄関前のポーチも広々取れる

レンガ貼りが海外のアパートメントを彷彿とさせるお洒落な外観の建物です。1階には車庫があるので通常の作り方ですと、車庫の脇に、人が入る玄関を小さく設けるというイメージだと思いますが、そうするとどうしても、こじんまりとした、暗い玄関になってしまいますよね。そこで、こちらの玄関は思い切って2階に持ってきました。これなら窓も大きくとって、明るい玄関が出来ますね。

吹抜けのある大開口の玄関

こんなに明るい玄関、贅沢ですね!こちらも一階が車庫になっていて、脇に上部への階段が慎ましく見えています。この階段だけ見たら、こんなに明るい玄関が上部に広がっているとはとても思えないでしょう!このギャップは凄いです。玄関を入ったら、前面には大きな吹き抜けが広がり壁の2面はほぼ全面ガラス張りという開放感!ただし外部に向かっての開口部はすりガラスになっているのでプライバシーにはちゃんと配慮がなされていて、按針です。

2階玄関までは、ストリップ階段で軽やかに!

ストリップ階段は、それだけで、デザイン性も高く、見た目にも軽やかです。2階まで上がるのにも、この階段を上るだけでウキウキしそうですね。階段は壁の中に吸い込まれていて、内部はどうなっているのかな?と興味をそそられますが中はなんとガラスとモノトーンで構成された、明るくモダンな玄関が広がっているのでした。外壁に囲まれていることで、これだけの開口部を作っても人の目が気にならず、明るい空間を楽しめますね。

まるで宙に浮いたような建物に作られた、中二階の明るい玄関

建物半分が少し宙に浮いたように設計されたこの事 例。それだけでユニークですが、玄関も宙に浮いているようです。階段からポーチまで奥に庭を眺めながら上がっていくことが出来、ポーチの手摺も細くデザインされているので、庭との一体感があります。奥には宙に浮いた建物部分をうまく利用して、子供たちの格好の遊び場が広がっているのも楽しそうですね。
玄関は1階にあるものだ、という固定概念は取り払って頂けましたでしょうか? 自分だけの家づくり、もっと自由に考えたっていいんですよね! もちろん中々既成概念の中から新しいものを生み出すという事は私たち素人にとっては簡単なことではありません。そこは、このような事例をたくさん見て、色々な可能性を探って頂ければと思います。

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ライター/writer amodanca