あなたにも出来る!省エネ住宅

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省エネ住宅って聞くと皆さんどんな印象でしょうか?地球にやさしい暮らしをするために、エネルギーを使い過ぎないようにしよう!でも、そのためにはちょっと人間も我慢しないとダメ???いえいえ、人間が快適に暮らしながら、地球にやさしい暮らし方ができるんです。今回はそんな、人にも地球にも優しい、省エネ住宅をご紹介しましょう。

省エネ住宅って頑張らなくても出来る!

屋根の形が特徴的な、その名も「バタフライハウス」というこのお宅。川や山が近くにあり、眺めも素晴らしい立地に建っています。周辺の自然環境がとても素晴らしいのですが、その環境を取り入れる工夫をすることによって、省エネ住宅となっています。蝶の羽のようになっている屋根の部分から光を取り込むことによって、曇りの日や少し夕暮で暗くなったりしたときにも天空からの光で部屋が明るく、照明をつける時間が短くなっているのです。

風の通る道を考えた、省エネ住宅

焼杉の壁と、大きな窓から漏れる明かりが優しい雰囲気ですね。イメージは、「シブカカイイ」だそうです。こんなに大きな窓を作れたのは、前面道路が行き止まりになっていて
そんなに人通り、車通りがないから。そして、年間を通じて省エネルギーで暮らせる様、窓の位置は敷地の風向き調べて、南北に抜ける様に 配置して夏はなるべくエアコンを使わず、冬は OM ソーラーによる太陽熱床暖房で、ほぼ賄える集熱、断熱性能、間取りとしました。

風景と一体になる、省エネ住宅

冬は薪ストーブをつかい夏は自然の風ですごしたいという建て主さんの為に建てられた省エネ住宅。建築材料も、自然素材を使った環境にやさしい住まいです。屋根の形も風景と一体になるような勾配を付けているそうで、もう少し緑が増えて、さらに地形と同化することを見据えてこの形状にしたんですね。風が抜けるように、開放的な間取りと開口部の取り方にもプロならではのアイデアがあふれています。
さていかがでしたでしょうか。省エネ住宅って、大げさに考えなくてもごくごく自然に皆さん暮らしていらっしゃるようでしたね。その土地をよく知って、土地と対話しながら環境になじむような家づくりをすることで、機械に頼り過ぎることなく、快適な住まいが実現できることが分かって頂けたのではないでしょうか。

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ライター/writer amodanca