ミニマルでオシャレ。小さくても、かわいい家がいい!

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限られた敷地に建つ家です。どうしても希望通りの広さが取れないこともあるでしょう。でも、そこはプロです。デザイン力で小さいことを魅力に変えた様々な提案を見てみましょう。
大きさよりも大事なものが見えてくるのではないでしょうか?あなたの暮らしにとって大切なものは、なんでしょう?こんなデザインなら大きさは関係ない!と思えるものがきっと見つかるはずです!

小さな家の、大きな窓

まるで、町の行燈みたいですね、雰囲気あります。家は小さいけれどせっかくの南側開口部ですもの、日中は日の光を大いに楽しみましょう!でも、夜は少し落ち着きたいもの。障子で柔らかく閉じた空間は街の風景にも一役買っていますね。家の大きさ(小ささ、と言った方がいいでしょうか?)に対してのこの窓の大きさ。これほど思いきれるのはさすがプロだな、と思いますね。

小さくても四季を感じる前庭を。

庭もまた、デザイン力が発揮されるところです。しかも、家のデザインとの調和とバランスがとても大事。スペースの都合上駐車場と一体にしなければならなかった前庭ですが、車を駐車しても十分強いグランドカバー(芝のようなものですね。)を植え、緑豊かな雰囲気をそれだけでも感じます。広さは十分ではありませんが、それでも工夫して四季折々楽しめる樹種を選定しています。庭から少し見える、家の内部も素敵ですね。

小さいおうちを、デザインの工夫で最大限のボリュームへ!

一目見て、狭小なんだろうなーと思うこの外観ですが、このスッキリとした外観は、小さいであろうデメリットを感じませんね。コンクリートで作ったことにより、造形の自由度が増えて、合理的かつ不思議な空間が出来上がったと、建築家もコメントしています。少し奥行をとったバルコニーのせいでしょうか。建物全体に余裕といいましょうか、広がりすら感じますね。

外に向かう窓は小さくってもいいんです。

だって、空に向かって内部はすごく開放的なんですもの!外に向かう窓、たとえば、素敵な景色が目の前に合ったら是非大きく作って、景色までも自分の家に取り込みたいですよね。でも、そんなに素敵な立地じゃなかったら?それは、建築家に相談するしかありません。外に開かれなくても明るい日の光を感じる家はつくれるんです。でも、あまり閉鎖的なのもいやですね。それも建築家の腕にかかっています。最小の窓で最大のデザインを!

小さいスペースに、カワイイ階段。

階段?ちょっと不思議な形ですね。これぞ、デザインと実利が両方叶った、実例ではないでしょうか?最小のスペースで、ロフトに上がるための階段ですが、足の動きに合わせて作られているそうです。見ても楽しい、上り下りも楽しい。そして最小スペース。合理的かつデザイン力の高い、小さくてカワイイ階段ですね。

とにかく、希望を伝えましょう!それ、デザイン力で叶えます!

建て主さんの希望は、家が冠水しないように、防犯をしっかり、ということだったそうです。それで、この素敵な外観のおうちが叶うんですかー!?素晴らしいデザイン力ですよね。
冠水対策としては、家を高くすること。防犯対策としては、小さい窓。問題をシンプルに解決した後は、デザインするのみ!難しく考えるよりまずは相談ですね!
小さいことは、悪いことじゃありません。そりゃぁ、広い家に住みたいなーと思うこともありますが、大事なのは自分のライフスタイル。広いことに余計なお金を掛けるより狭くても、小さくてもデザインにお金を掛けたほうが、結果的に自分サイズの満足いく家が出来るような気がしませんでしたか?

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ライター/writer amodanca