●大阪市内の街中に築35年で鉄骨鉄筋コンクリート造14階建のマンションの1戸の専有部分のスケルトンリフォーム
既存部分はは4DKで各室に窓が設置されているけれど風の通り道がない間取り。マンション住まいをしていた経験から、住まい手にとっては風の通りが必要と感じていました。
風の通りを得るには、既存の間取りをすべて取り払うスケルトンリフォームが最善と考えて取り組みました。
●大胆なワンルーム的な空間構成と無駄空間を加えることで住まいの豊かさを設計する
居間と寝間を明確にゾーニングした構成です。
マンション設計のよくある考え方で部屋の面積を大きくするために極力省スペース化している無駄空間とされている廊下をこの計画では積極的に設けています。歩く距離を長くとることで奥行を持たせ広がりを錯覚させる効果を狙っています。
縁側もマンション設計では無駄空間に当たります。しかし、この空間があるからこそ、この家のデザイン的にも断熱効果を上げるという機能的にも向上させるのです。
家族構成 | 夫婦+子 |
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延床面積 | 78.25㎡ |
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