クライアント(店主)と初めてお会いした時、フェルメールの「ミルクを注ぐ女」のポストカードを持って来られた。
「喫茶店を始めたくて、そして内装のイメージはこの絵です」と言い残し帰っていきました。
この珈琲店で空間を構成している床、壁、天井に使用された全ての素材は、一般的には下地材と呼ばれるもの。普段表には出てこない、荒々しくもどこか素朴な、そんな表情がそのまま剥き出しとなった空間が現れました。
そんな空間を、毎日珈琲を注ぐ店主へ…。
あの絵に対する、私達なりの応答
現場所在地 | 加古川市 |
---|---|
構造 | RC造 + 木造 |
延床面積 | 50㎡ |
寛ぎの場所は、屋内に限ったことではありません。 そう、バルコニーで過ごす時間って、想像以上にQOLが上がるんです。 自宅というテリトリー内にいながら外を満喫できる空間って、控えめに言っても最高すぎ...
確保できる広さがなかったり、地価が高すぎたりという理由から、ハードルが少し高めの印象がある平屋住宅。 しかし、マイホームはこの先ずっと住む家です。様々な角度から、平屋という選択を考えてみてはいかがで...