風谷舎(土壁の家)
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柱、梁を伝統的な仕口や継ぎ手で組み上げ、(金物を使っていません)
通し貫、竹小舞、土壁、漆喰で仕上げた、土壁の家です。
地元の素材、職人の手でつくり上げました。
1階床板・藤岡日野の檜板45ミリ厚、2階床板・吾妻の楢板18ミリ厚、
天井・倉渕の杉板30ミリ厚、壁・土壁+漆喰塗り
屋根瓦・藤岡達磨窯で焼いた呼吸する瓦、
開口部は全て職人がつくった木製建具です。
浴室は棟梁が作った檜の浴槽を設置しました。
北東から南に吹く風を家の中に自然に引き込み、2階北東に大きく開けた開口部から、遠くの山並みが見えます。
夏は土壁が湿気を吸い込みカラッと、冬は土壁が蓄熱して柔らかなあたたかさを、床、壁に断熱材はありませんが、快適に暮らしています。
構造 | 木造(伝統工法) |
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階数 | 2階建 |
工務店 | 分離発注 |
家族構成 | 3人 |
敷地面積 | 429㎡(129坪) |
延床面積 | 143.24㎡(43.33坪) |
設計料 | 12% |
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