新座SU邸<中庭を囲むルーバーハウス>
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都市型住宅の常套手段はコートハウス(中庭型住宅)。中庭は外部を内部的に感じさせ、空間を広く見せる手法でもあります。
周囲を2~3階建の建物に囲まれているため、採光や通風を取るため外部に開くと、周囲から丸見えになってしまいます。ところが、建物で囲ってしまうと、今度は中庭の閉塞感が強すぎてしまうし、敷地の制約から余り広い中庭も取れません。そこで、建物でぐるりと取り囲むのではなく、一部をルーバーにして、プライバシーを守りつつ、通風・採光を確保することにしました。また、南に3階建ての建物が建っているので、少しでも、日射しを入れるためにルーバーを全体配置に対してナナメにしています。そうすることによって、駐車場や三角形の玄関ポーチもうまく取れました。
内部は利便性の面から1階にダイニングキッチンや水回りを配置。リビングを2階に持って行ったことが特徴です。また、一般的な白系のインテリアではなく、建て主さんの好みを反映して、濃いめの個性的なカラーコーディネートにしています。カーテン、置き家具、照明や水回りのタイルなども建て主さん自ら、ユニークなものをセレクトされたものです。
現場所在地 | 新座市 |
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構造 | 木造在来工法 |
階数 | 2階建 |
工務店 | 友伸建設 |
家族構成 | ご夫婦+猫 |
敷地面積 | 約100m2 (30坪) |
延床面積 | 約108m2 (33坪) |
建築費用 | 約2500万円(本体価格) |
建築費坪単価 | 76万円 |
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