親夫婦2人には広過ぎる戸建住宅を「独立型」の二世帯住宅へと改修。地下1階地上2階の建物のうち、地下1階と1階を親世帯に2階を子世帯に分離。親世帯は2階にあった水周りを1階に移設し、手を加える部分を最小限とし、コンパクト化と機能更新を図りました。2階の子世帯は、内部の間仕切りをいったん全て撤去。コンクリート躯体だけにした上で、内部を全面改修し、直接アクセス可能な外部階段を新設しました。
子世帯の中心となるのは、家族や友達が「食」をきっかけとして集まれるようしつらえられた、全長6.3mの「ロングダイニングキッチン」。そこから各空間がダイナミックに繋がっていきます。改修前は小部屋に区切られ、眺望の良さも生かされていませんでした。改修後は一体感のある大きな空間となり、大きな開口部からは街並の移り変わりが眺められ、四季折々楽しめる住宅となりました。ライトを落とすと目の前に幻想的な夜景が広がります。
インテリアは、無垢フローリング、珪藻土、タイルなどの健康素材を使用し、心理的にも落ち着ける色調にしました。また、表面の華やかな部分だけでなく、防水やひび割れ等の老朽化対策や設備配管、熱源更新等の修繕工事についても合わせて行っています。
現場所在地 | 横浜市港北区 |
---|---|
構造 | 鉄筋コンクリート |
階数 | 地下1階地上2階建 |
工務店 | 大槻ホーム |
家族構成 | 親世帯:ご夫婦、子世帯:ご夫婦 |
延床面積 | 約372m2 ( 112坪) うちリフォーム面積約136m2 (41坪) |
寛ぎの場所は、屋内に限ったことではありません。 そう、バルコニーで過ごす時間って、想像以上にQOLが上がるんです。 自宅というテリトリー内にいながら外を満喫できる空間って、控えめに言っても最高すぎ...
確保できる広さがなかったり、地価が高すぎたりという理由から、ハードルが少し高めの印象がある平屋住宅。 しかし、マイホームはこの先ずっと住む家です。様々な角度から、平屋という選択を考えてみてはいかがで...