PIANO HOUSE
詳細を見る
うずまき状の平面をもつ、ピアノ演奏を楽しむための小さな空間です。
敷地は、間口7m×奥行15mの細長い土地であり、周辺は閑静な住宅地です。
建物を敷地に対して10度ほどふって配置することにより、建物まわりに適度な余白を生み出し、それを緩衝領域としながら周辺に対する防音対策を講じました。
外部を囲むうずまき壁は、内部までまわり込んでおり、ゆるやかに外部と内部を連続させます。汎用性の高い素材を何層にも組み合わせながら、遮音層・吸音層をつくりだし、ローコストながら適切な遮音性能と響きをもった防音室となりました。
内部までまわり込んだうずまき壁はカスタマイズ可能な仕様になっており、仕上げや積層材を取り替えることにより、音環境に変化をもたらすことができます。
吸音性・遮音性を調整することにより、防音性能に微妙な変化を与え、多様な音環境を楽しむことが可能になります。
ピアノ演奏を楽しむ人々が集い、音の響宴がはじまります。
アンサンブルが楽しみな、町の小さなホールとなりました。
現場所在地 | 名古屋市千種区 |
---|---|
構造 | 木造(枠組工法) |
階数 | 平屋 |
家族構成 | 一人+ゲスト |
敷地面積 | 105.78㎡ |
延床面積 | 23.43㎡ |
建築費用 | 600万 |
設計料 | 建築費の10% |
寛ぎの場所は、屋内に限ったことではありません。 そう、バルコニーで過ごす時間って、想像以上にQOLが上がるんです。 自宅というテリトリー内にいながら外を満喫できる空間って、控えめに言っても最高すぎ...
確保できる広さがなかったり、地価が高すぎたりという理由から、ハードルが少し高めの印象がある平屋住宅。 しかし、マイホームはこの先ずっと住む家です。様々な角度から、平屋という選択を考えてみてはいかがで...