戸建リノベーション(築45年昭和の家を気分も一新)
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築45年の家を改修しました。年代にしては珍しく断熱材は入っていたのですが、性能はかなり低く、温熱環境は大変悪い状態でした。残念ながらコストの関係もあり、内部の壁や天井は壊さずに、下地をそのまま生かしたので高性能の断熱材を入れ直す事は出来ませんでした。そこで<ガイナ>という断熱塗料を壁と天井に塗り、アルミサッシュはシングルガラスだったものをペアガラスに交換することで断熱性能を上げました。
お父様がかつて経営されていた広めの珠算塾のスペースは新たに壁で仕切り、ビルトインガレージと書斎コーナーを持つリビングへと作り替えました。このリビングにはガス温水床暖房を導入し、水周りはすべて一新。書斎コーナーは、建てぬしさんの趣味のジャズレコードを、聴くスペースでもあります。
ダイニングとリビングは元々の廊下を挟んだ位置関係でしたが、天井裏で梁を構造補強し、柱を1本取り除く荒業で連続的な空間としました。
現場所在地 | さいたま市 |
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構造 | 木造 |
階数 | 2階 |
工務店 | エヌズファクトリー |
リビングの中に階段を設ける「リビング階段」は、単に空間をつなぐ手段ではなく、敷地を有効に活かす工夫のひとつです。 空間の中心に据えられるからこそ、その機能性はもちろん、デザイン性にもこだわりたいとこ...