お施主さまからのご要望は、開放的なLDK、プライバシーが守られた寝室、防音スタジオ、大きく開放できる浴室。しかし敷地は隣家と通行量の多い2面道路に接しており、開放的にはつくれないが道路向こうには豊かな森が広がっているという悩ましい関係性を抱えていました。様々なプランを検討した結果、小さな中庭を中心に回遊性のあるコートハウス形式でありながら、南側の縁側と庭に大きく開いた、完全に閉じるでもなく開くでもない曖昧な間をもった住宅になりました。接道する二面は平屋に抑えて建物の圧迫感を減じるとともに閉じた佇まいとし、奥まった部分に2.5層分の大きな空間を配置してLDKとライブラリ、ロフトを配置。南庭と高窓、中庭から緑と光と風が十分に手に入る計画です。(写真撮影/笹倉洋平)
現場所在地 | 生駒市 |
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構造 | 木造 |
階数 | 2 |
工務店 | ヒロタ建設株式会社 |
家族構成 | 夫婦2人 |
敷地面積 | 66坪 |
延床面積 | 31坪 |
ウォークインクローゼット(以下WIC)はもう当たり前になった感ありますね。 クローゼットとしてはもちろん、収納スペースとしても大活躍するWICの実力を見ていきましょう。