Casa H
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計画地は東京から東に位置する神奈川県横浜市の、東京都心まで電車で30分程度アクセスできる沿線の住宅地である。施主は都心に通う若夫婦である。1階には地域の集会機能を持ち、2階にキッチン、水回り、3階に個室が配されているRC造、地上3階建の個人住宅である。
全体の空間構成は、隣地がJR東海道線をはじめ8つの鉄道の路線であることから。外部空間は鉄道の騒音と振動の課題に対処すべく、線路に面して閉鎖的な空間とした。内部空間は2階のキッチンを中心に主婦の導線を最小に、サークル状につながるよう、閉鎖的になりがちなRC階段室の床・壁・天井は隙間を持つ形状とし、室内外の単位空間相互で連続し家族が一体となる空間配置とした。さらに、1階に地域の集会機能を持つことから、ファサードは斜めの街路から視線を建築に取り込むことにより、前面道路からのアクセス空間は、街路の広がりと近隣との一体感のある景観の創出を目指した。
現場所在地 | 横浜市岸谷 |
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構造 | 鉄筋コンクリート構造 |
階数 | 地上3階 |
工務店 | ㈱キクシマ |
家族構成 | 夫婦2人 |
敷地面積 | 70.0m2 |
延床面積 | 97.86m2 |
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