小沼診療所
詳細を見る
敷地は、茨城県の南部鹿行地域の霞ヶ浦に面する行方市の中ほどに位置し、小学校、市の史跡に隣接した文化面、自然面両面で豊かな環境の郊外地にあります。計画では、周囲の豊かな環境に調和した上で、地域のランドマークとなり、永く親しまれる地域医療の拠点となる施設づくりを目指しました。
建物は、水平線を軸としたゆったりと伸びやかなシルエットのシンプルで飽きのこないデザインとし、外部に面して大きく開けられた開口と中庭により、自然と一体となった明るく入りやすい印象を創っています。また、エントランス脇のサインを兼ねた白い大きな壁は、当地霞ヶ浦の原風景でもある帆引き船の大きな帆をイメージし、親しみやすいランドマークとして計画しています。内部は、ウッドデッキの中庭に連続した待合室を中心に、内外一体となった明るく広がりのある誰でもが分かりやすい動線計画のプランニングとしています。待合室をはじめ、仕上げには自然素材を用い、暖かみがあり親しみのある優しい空間つくりを目指しています。
現場所在地 | 行方市麻生 |
---|---|
構造 | 木造 |
階数 | 平屋 |
敷地面積 | 1164 ㎡ |
延床面積 | 261 ㎡ |
寛ぎの場所は、屋内に限ったことではありません。 そう、バルコニーで過ごす時間って、想像以上にQOLが上がるんです。 自宅というテリトリー内にいながら外を満喫できる空間って、控えめに言っても最高すぎ...
確保できる広さがなかったり、地価が高すぎたりという理由から、ハードルが少し高めの印象がある平屋住宅。 しかし、マイホームはこの先ずっと住む家です。様々な角度から、平屋という選択を考えてみてはいかがで...