湖北地方の茅葺民家の改修として始まりました計画は、途中で取壊し-新築へと変更になりました。その解体する民家の古材や建具などを再利用し、新たな住まいへと継承することは、建築主の方も設計の私も共通の想いでした。
新たな食堂に映える井桁に丸太の梁を組み合わせた小屋組みの天井は、かつての暗がりではなく、光溢れる明るい現代的な民家として再生を図りました。天窓からの陽光は天井裏でいったん溜められ、全面の紙障子を通して柔らかく注ぎます。繊細な組子の紙障子が、一層梁を力強く浮かび上がらせ称えています。
構造 | 木造 |
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階数 | 平家 (2階建て対応) |
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