明治12年築の古民家の再生です。
住まいの多くの部分が活用されず、寒さや細かな段差も問題となっていました。
南側の広い玄関土間に床を張って室内化し、二階を一部撤去して上部から光が降り注ぐとともに、天井の低い圧迫感を軽減しました。続き間の和室とは、床座-椅子座の段差として視線の高さを揃えています。
豪壮な小屋組みが現しの玄関は、黒漆喰塗りの壁として漆黒の闇の空間としています。色和紙を配した紙障子が禁欲的な空間にほのかな色気を添えています。
構造 | 木造 |
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階数 | 2階建て |
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