「住宅医」による「木造建築病理学」に則ったリノベーション。
住まい手の実家である岐阜県旧徳山村にあった建物を、ダム湖水没前に豊橋へ移築し暮らされていた。
「木造建築病理学」に則った調査・分析を行い、耐震・温熱・間取りにいたるまでフルスペックでのリノベーションを行った。
建物東側に庭があり、既植の樹木は大きく育っていたのだが、リノベ前には窓はなく、景色を全く望むことができなかった。また敷地特性として年間を通じて東側より風が吹いているのだが、この風も建物内に導くことができていなかった。そこで東側に大きく開口部を設け、既植の樹木達を眺められるようにするとともに、夏場の通風を十分すぎるほど確保している。
間取りも玄関の位置以外、水廻りも含め全面的に見直し、開放的でありながら落ち着いた空間を獲得している。
構造 | 在来木造 |
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階数 | 2階建 |
工務店 | 株式会社荒川工務店 |
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