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建材

Q:杉板下見板張り

のきあさん
現在延べ床22坪平屋建て仕様と間取りを検討中です。
先方より杉板下見板張り、キシラデコール塗装の外壁を提案されています。私自身焼板張りの外壁に憧れを持っていたので、外壁を板張りというのは願ってもいない提案なのですが、後々のメンテナンスの事、板張りにした場合のデメリットについ不安に思った面もあり相談させて頂きました。平屋ですのでセルフ塗装なども検討しています。
アドバイスをよろしくお願いします。
2016年09月29日投稿
  • 72,880

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feve casa登録専門家による回答 No.001
kameplan architects

杉板外壁はいいですねー

kameplan architects
のきあさん

初めまして。kameplan architects のおおいでと申します。
杉板の外壁はいいですね。
風合いが柔らかくなりますし、
何と言っても、杉自体が湿気を通すので、
壁が蒸れなくていいですね。

メンテナンスも、初めは薄めの色の保護塗料にしておいて、
塗り重ねる度に濃くしていく、というやり方もあります。

ただ板張りの場合、サッシ周りにキッチリ「水切り」という板金を入れておかないと、
木の断面から水を吸って、最悪腐る場合があります。
また、雨が当たる部分とそうでない部分で、経年で色の違いが出やすいので、
可能であれば軒やけらばを大きく出して、雨のかかる部分を減らせるといいですね。

杉材などのどこでも手に入る材料だと、
例えば腐ってしまった場合でも、その数枚だけを大工さんに頼んで替えてもらうこともでき、更新時の容易性もメリットですね。

デメリットと言えば、やっぱり雨のかかる部分とそうでない部分に色の違いが出てしまうところでしょうか。

当事務所でも事例がありますので、ご参考にしてみてください。

■Hamura Solar Cube
http://www.kameplan.com/設計例-住宅/hamura-solar-cube-東京/

■きたにわの家
http://www.kameplan.com/設計例-住宅/きたにわの家-東京/

■economa 2
http://www.kameplan.com/設計例-住宅/economa2柿沼モデルハウス-埼玉/



では、いい家づくりになることをお祈りして。
2016年09月30日時点の回答です

早速の回答ありがとうございます。書き忘れましたが、屋根の形状は寄棟、軒が80cmの予定です。このくらいあれば雨が多少避けられるでしょうか?内壁は土壁を予定していて、杉板も呼吸をするのでしたら相性は良さそうですね!サッシの水切りは考えていませんでした。一部特注の木製サッシを使用する予定もあるので、その点も含めて再度確認してみたいと思います。事例もありがとうございました。木の外壁、風情があって素敵ですね!前向きに検討しつつメンテナンス等も考えていきます。ありがとうございました。

2016年09月30日 のきあより

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feve casa登録専門家による回答 No.002
遠藤春彦

やってみなはれ。

遠藤春彦
用途無指定の土地でしょう。心配せず やってみなはれ。築60年の10坪の平屋に住んでる人を知ってます。杉板は あっちこっち破損していますが。押縁は入れた方がいいですよ。 遠藤春彦
2016年09月30日時点の回答です

早速の回答ありがとうございました。押縁ですね!確認してみます。ありがとうございました。

2016年09月30日 のきあより

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feve casa登録専門家による回答 No.003
遠藤浩

木と付き合う覚悟も少し必要かと思います。

遠藤浩
杉板の風合い、とてもイイ感じに仕上がるのではないでしょうか。
ただ、木は、土や埃が付いたところに、菌が発生し、腐ります。
1~3年に1度の塗装は、必須ですし、腐ったところは、取り替えもやって行かなくてはなりません。
やはり、庇のある外壁のところは、長く持ちます。
手間のかかるものほど愛おしいと言います。
愛着を持って木と付き合うことが大切だと思います。
2016年09月30日時点の回答です

早速の回答ありがとうございます。土と埃。家の周囲2方は田んぼに囲まれている土地になるので、掃除の仕方も勉強しなくてはいけませんね。建設予定地の周囲にら焼板張りの家も多いので、近所の方々にも色々教わっていこうと思います。変化も味だと思い、杉板下見板張りにするのであればメンテナンスを頑張りたい

2016年09月30日 のきあより

と思います。ありがとうございました。

2016年09月30日 のきあより

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feve casa登録専門家による回答 No.004
田代智子

塗替えについて

田代智子
自然の木ですので、多少塗膜が薄くなってもおかしくはないですが、やはり塗替えをきちんとした方が長持ちいたします。

以下、キシラデコールのカタログからの抜粋ですが、

※塗替え頻度年数の目安を知っておく。
〇1回目2~3年後、以降は5年ごと。
〇汚れや退色が著しく・激しくなったとき。
〇水をかけるとすぐ吸収される状態。

※塗るときは下地調整(ゴミ、埃の除去等)をしておく。


あとは、水だけでなく紫外線による劣化が大きいです。だんだんと塗り替えのコツもつかめてくると思います。

ティー設計室
http://tea-archi.jp
2016年09月30日時点の回答です

早速の回答ありがとうございます。

2016年09月30日 のきあより

紫外線も劣化に関わるのですね。色々勉強しないといけないように思いました。ありがとうございました。

2016年09月30日 のきあより

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feve casa登録専門家による回答 No.005
こちらの回答は管理者により削除されました。

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