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リフォーム・増改築

Q:建て替えとリフォーム

けいこさん
実家が築30年になろうとしており、建て替えもしくはリフォームを検討しているのですが、どちらを選ぶべきか迷っています。どういった視点で選択すべきか、ご意見頂けると幸いです。
2014年08月31日投稿
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feve casa登録専門家による回答 No.001
田代智子

リフォームを選ぶ場合

田代智子
はじめまして。ティー設計室 田代と申します。


建て替えであれば、全てこれから自由に計画できること、耐用年数がリフォームより長く望めるという点が大きいと思います。
リフォームでも大きなプラン変更・耐震や断熱改修など大掛かりになってくると、それなりのコストはかかります。

あえてリフォームを選ぶとすると、

○今の建物に思い入れがあり、なるべく残したい。
○年月を経ている味わいが出せる。
○全て壊してしまうのはエコではない気がする。
○大掛かりなリフォームでなくても満足して新しい生活が送れる。

コスト優先になりがちですが、まずはこれからの生活を最優先に考え、できれば建て替えとリフォームの両方のプランを比較してみるのがよいのではないかと感じます。
2014年08月31日時点の回答です

回答ありがとうございます。建て替えだとやはり耐用年数が長く望めますよね…。これからまた20年30年と住むならやはり建て替えかなと思いました。でも育った家を少しでも残したいという思いがあることも確かです。またいろいろ考えてみます。ありがとうございました。

2014年09月03日 けいこより

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feve casa登録専門家による回答 No.002

片倉隆幸建築研究室の片倉と申します。

現在僕の住まいも36年経過しました住まいを改修しております。父の健在の時に増築等もしましたが、集中的に改修しております。ポイントは断熱工事にあると思います。また現在太陽光発電も入れてみましたが、発電することばかりが自然エネルギ―の利用ではありませんので、改修の時に条件の不利な部屋には壁から集熱して暖房、もしくは排気して涼しくする工夫をしてコストバランスを試みております。構造体がしっかりしていれば改修は深みのある建築となります。また僕は暖炉の設計もしますが、今回はペレットストーブも入れてみました。
新築はそれなりのアイデアもありますが、家の思い出を残すことは大切であり、古いものと新しいものとの積層が豊かな魅力を生み出すことでしょう。よろしければ見学にいらっしゃってください。
2014年09月01日時点の回答です

断熱工事についてはよく考えていない点でした!確かに、見た目の新しさだけを求めるのではなく、今後も長く暮らしていく場所としてしっかりとそういった点も考えていかなければならないと思いました。回答ありがとうございました。

2014年09月03日 けいこより

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feve casa登録専門家による回答 No.003
山本富士雄

リフォーム・増改築

山本富士雄
(株)山本富士雄設計事務所の山本富士雄です。http//wwwf-yamafuji.com   Mail info@f-yamafuji.com
私は基本的にリニューアルをお勧めします。特に年配の方がいらっしゃる場合委は、家を建て替え新築なさると、体調を崩し寿命を縮める場合があるからですお。座敷や床の間に思い入れがある高齢者もいらっしゃいます。
リフォーム/リニューアルのポイントは1耐震性向上、2、、断熱性no向と、セルローズファイバー断熱材使用がベストです3、窓・扉の断熱性向上赤外線遮断4、シックハウス対応、5、水回り改善、部品取り換え、間取り変更(部屋を増やしたり、減らしたり)6、経常費(光熱費など)低減、7、エコ住宅・低炭素化などです。中古住宅市場も急速に欧米に近づきつつあり、しっかり手入れして、修繕記録を残し、家を資産化(売るときに高く売れるようにする)をお考ええになったほうがよいと思います。
2014年09月01日時点の回答です

考えていくポイントを箇条書きで明記してくださり大変わかり易く有難いです。ありがとうございます。目の前の新しさばかりにとらわれて考えていましたが、家族の年齢やこれからの人生をしっかり考え、検討したいと思います。ありがとうございました。

2014年09月03日 けいこより

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feve casa登録専門家による回答 No.004
二村はじめ

建て替えとリフォーム

二村はじめ
こんにちは。
ジュウニミリ建築設計事務所の二村と申します。

建て替えかリフォームかですが、
1.構造がしっかりしているかどうか?(特に基礎)
2.リフォームすれば長く住めるか?
3.リフォームで理想の広さ・間取りが出来そうか?
4.リフォームのコストと新築のコストに差がどれくらいあるか?

リフォームは間取りなどの制約が大きいですし、内外装をしっかりリフォームすると新築に近い費用になります。

大幅に変えたいのであれば、新築のほうが良いと思います。
2014年09月01日時点の回答です

なるほど、リフォームを選んでもどこまでリフォームするかで費用が嵩張り新築くらいの費用になる場合があるのですね。その辺りもいろいろ家族と検討して決めていきたいと思います。ありがとうございました。

2014年09月03日 けいこより

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feve casa登録専門家による回答 No.005
遠藤浩

いっしょに考えてくれる建築家(パートナー)を選ぶことがキーポイント

遠藤浩
法的に建て替え可能な敷地であれば、建て替えかリフォームの判断は、予算によるところが一番大きいのではないでしょうか。
あるいは、その建物に愛着や思い入れ、資産価値、文化的な価値などから、判断されればよいと思います。
リフォームでもやり方次第でとても使いやすくなったり、かなりのイメージチェンジは図れると思います。
建て替えにしろリフォームにしろ、まず、相性の合ういっしょに考えてくれる建築家(パートナー)を選ぶことがキーポイントだと思います。
2014年09月01日時点の回答です

確かにそうですね。こちらで回答頂いた内容を拝見すると、とてもじゃないですが素人だけでの判断はできないなと思いました。リフォームか建て替えか、プロの建築家の方とも一緒に考えていきたいと思います。

2014年09月03日 けいこより

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feve casa登録専門家による回答 No.006
こちらの回答は管理者により削除されました。
feve casa登録専門家による回答 No.007
こちらの回答は管理者により削除されました。

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feve casa登録専門家による回答 No.008
新田広史

新築でもリフォームでも所有者(家族を含む)の思いを聞くことから

新田広史
新築しようかな、で展示場へ行くと新築モードに。リフォームかな、で〇〇そっくりさんなどに声かけすると工事ありきモードに。営業誘導とでもいうものでしょうか?

新築は予算のめどを立てることが出来ます、が、リフォームでは、特にスケルトン(躯体に耐震補強などの手をかける)リフォームとすると壊してみないと不明なところが多々あります。

良し悪しは別として、メーカー系リフォーム会社は壊す前にザックリとした調査をし、契約すると工事中に何が問題として出てきても契約した請負金以上はいただきません、というものもあるようです。それは会社としてどこかでつじつまを合わせるわけです。
一見、安心です。が、いいのかなー、は所有者の判断です。

多くの回答者にあるように、信頼できる相談相手をまず探してみてはいかがでしょうか?時間がかかることは覚悟の上で。

デザインシステム新田建築事務所 新田広史
2014年12月04日時点の回答です

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