ガルバリウム鋼板の特徴
ガルバリウム鋼板はアルミニウムと亜鉛の合金メッキで鉄を被覆した鋼板の事をいいます。
デザイン性が高く耐久性も高い等多くの長所を持つ事から、建築の外壁材や屋根材としてよく使われます。このページではガルバリウムの特徴を解説しています。
①高い耐久性と耐候性
ガルバリウム鋼板は丈夫で割れにくいという特徴が有ります。アルミニウムと亜鉛の合金メッキで鉄が被覆されており腐食する際に亜鉛が鉄よりも先になるので、錆びにくいという特長が有ります(犠牲防食)。
②加工性とデザイン性に優れた素材
ガルバリウム鋼板はメッキ層が加工しやすく作られているという特徴が有ります。各メーカーから様々な色やデザインの商品が出ておりデザイン性の高い建築に多用されます。
③安価であること
ガルバリウムは同じく耐候性の高いステンレス鋼板や、石・タイル・レンガ等の材料と比較すると安価な材料とされています。またイニシャルコストだけでなく耐久性・耐候性が高い事から、メンテナンス費用を比較的抑える事が出来ます。
④屋根材にする際の注意
ガルバリウムは重量が軽い事による構造的なメリットが有り、外壁だけでなく屋根材としてもよく利用されます。ただし金属なので熱を溜め込み室内が熱くなりやすいので夏場の熱処理には注意が必要です。また屋根材にしたときは雨が降ると音が出るので音の処理についても考えておくと良いでしょう。
以上がガルバリウムの特徴です。ガルバリウムの外壁の種類について建築家が写真と共に具体的な使い方を解説してくれていますので、上部のサムネイル写真からご覧ください。
(文:fevecasa事務局)
ガルバリウムの外壁に関連するカテゴリー
外壁・屋根、
内壁・天井等がガルバリウムの外壁の関連カテゴリになります。サイト内で検索する際参考にしてみて下さい。