客間にはこの家を支えてきた梁がある。




色を塗るのではなく、汚れを丁寧に落とした。

これは監督からの提案だった。

「折角なら、色を付けるのでなく垢を落としてあげましょう」


という考えだ。

色を付けるより余程手間のかかる仕事で、物に対する敬意が


なければ出てこない考えだ。一も二もなく賛成した。






はしごはディティールにこだわる。

クライアントが北欧旅行で集めた小物が置ける。





はしごはディティールにこだわる。

クライアントが北欧旅行で集めた小物が置ける。





客間からサンルームへ続く





ヤコブセンデザインのドロップチェアが置かれたロフト





ロフト





ロフトのニッチ





サニタリールーム



通り庭をはさんである洗面・脱衣室。

トップライトの光がお母様の寝室にも漏れ落ちるように


なっている。

長屋の北側を、どうすれば心地よい空間にできるか。

様々なトライをしてきた。





2階サンルーム



2階バルコニーで干している洗濯物を、急な雨の際に持って


入れる室内干しエリア。春には花粉対策にもなる。

この家の特徴のひとつだ。


ここは洗面と逆で、腰下を水色とした。







キッチン



 

 

造作棚




 



スライド棚は高さの調節が可能。





キッチン



キッチン前のタイル。造作棚とあわせて。

映画「かもめ食堂」でも使われていたケトルがよく似合う。










お手洗いの扉





お手洗いのペーパーホルダー





2階寝室の隠せる収納。

PCスペースも確保。