道路と敷地に高低差がある時の擁壁について

22人の方が「このまめ知識が参考になった」と投票しています。

 敷地と道路の地盤面の高さに違いがあり、土地に擁壁がなく、土が斜めになっているような状態の場合、擁壁をつくらなければなりません。以前設計をした住宅では駐車場スペースをとったあとに擁壁をつくり、擁壁をつくった高さのところに建物を建てています。




 

断面図のように擁壁は広いスペースが必要になります。また道路に近い位置であれば別の形状になります。


敷地に既存の擁壁があるとき、古かったり状態が悪いときは改修が必要になりますが、工事費は安いものではありません。そこで、自治体によっては助成金を出しているところもあります。例えば品川区の場合も助成金があります。こういう制度も上手に利用するとよいと思います。

 


 

宮本恵美子/光風舎1級建築士事務所

written by 宮本恵美子/光風舎1級建築士事務所

この建築家の全ての投稿をみる

このまめ知識は参考になりましたか?

は い いいえ