自分らしい家ってどんな家?

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 「お客様の要望をお伺いいたします。」


 


家づくりがはじまると、何度も言われるこの言葉。土地探し、建築会社探し、キッチンの色決め、外壁の素材決め、間取り決め、、、、、。決めなければいけないことは山ほどあって、そのたびに好みや希望を聞かれるけど、そんなすぐ決めてと言われても難しいですよね。


 


それはなぜでしょう?


それは自分が欲しいものが明確になっていないからです。”欲しいもの”が明確になっていれば、それを手に入れるために、どう行動すればよいか分かるのだと思います。目的があれば、人はそれに向かってまっすぐ進むことができます。


「だからそれが分からないんです。自分の欲しいもの。」


そうなのです。「何が欲しい?」と急に聞かれて、「これが欲しい!」と明確に答えられる人はそんなに多くありません。けっこうな時間を使って考えたり、よほど昔から欲しいと思い続けていたものがなければ、そんなにすぐ思いつかないものです。


では、そのすぐ思いつかない”自分の欲しいもの”を見つけるにはどうしたらよいか?


答えは、【嫌いなこと、欲しくないものを考えてみよう】です。


家は一生に一度の大きな買い物。絶対に失敗はしたくないですよね。失敗しないためには、なるべく自分の嫌なことは避けて考えたいものです。「これだけは絶対嫌!」という事柄を明確にすることで、本当に必要で欲しいものを導いていく方法です。


 


三重県在住のKさんは、現在住んでいるアパートのカビがひどく、大変な思いをしていました。玄関の靴箱に入れていた靴、旦那さんのスーツ、カーテンなど、悲しいくらいに色々なものにカビがはえてしまい捨てざるをえなかったそうです。家を建てようということになったとき、建築会社さんに要望を聞かれてなかなか答えられなかったそうですが、嫌なことを聞かれたときは、すぐ思いつきました。「カビだけはもう絶対嫌。風通しがよくて、太陽もあたる明るい家がいい!」と迷わず答えられたとのことです。


 


好きなことが分からなければ、嫌なことを考えてみる。


家は一生付き合っていくものです。毎日暮らす場所に自分の嫌いなことがあると、それだけで苦痛になります。気持ちよく過ごすためにそれらを避けることは重要です。この作業を繰り返して自分にとって本当に必要で欲しいものを増やしていきましょう。きっと、自分らしい暮らしを手に入れることができるはずです。


 


取材協力:三重県在住Kさん


 


 

m/フェブカーサ運営事務局

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