子どもがいても安心な間取りとは?

425人の方が「このまめ知識が参考になった」と投票しています。


一昔か、二昔か、もっとそれ以前だったかもしれませんが、「赤い屋根に白い壁、庭には緑の芝生があって」が理想の家である時代がありました。


その理想の夢の中には勿論大好きな人と、その人との間に生まれた可愛い子どもも含まれていたのですが、残念ながらそれはすべて想像の世界だったので、可愛い子どもの生活に安心な間取りについてまでは言及されていなかったようです。


現実的に考えれば、子どもは可愛いに違いはありませんが、成長する段階で様々な危険に直面しながら大きくなります。


家の中でも外でも危険に例外はありませんが、おとなになるまで安全な場所に閉じ込めておくわけにも行きません。


しかし家を建てるなら、せめて子どもの安全を優先した家にしたいと考えるのが親心です。


そこで子どもが居間にいる時は、キッチンから見えるように間取りを考えましょう。


子どもが遊具で遊んでいたり、本を読んだり、そんな姿が常に眼に入るように考えて、子どもとの繋がりを重視するのです。


また、洗面室を勝手口の近くに持ってくると、外遊びから帰って来た子どもの汚れを落とすのに楽な動線になります。

清野 廣道/(株)ホープス

written by 清野 廣道/(株)ホープス

この建築家の全ての投稿をみる

このまめ知識は参考になりましたか?

は い いいえ