在来工法の木造住宅について、地震に堪えうる強い住宅を造る上で欠かせない3つの工法についてのお話です。
【耐震】
建築基準法により、震度6強の地震に遭遇したときに、人の命や財産を守る目的で、「倒壊しない」強度を保つために、金物や筋交い、耐震面材などで補強する。
【制震】
耐震建物にプラスして、建物の変形エネルギーを熱などに変化させ、揺れ(震度)を軽減させる。
あくまでも「制震材」単独では使用できず、「耐震」とセットで使用する。
【免震】
免震専用の設備などを基礎と建物の間に設置することにより、基礎と建物を固定せず、地盤の揺れを直接建物に伝えない工法。