ペット暮らす工夫(居室)

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空間に余裕があれば、ペット専用の居室を用意してあげると望ましいのですが、この場合も、ベランダにサンルームのような犬の居室を造ると、ベランダ飼育でのトラブルが生じてしまいます。

通常は、リビングの一角をペットの居住空間として与えることが多いようですが、家具等で少し囲ってあげると落ち着くようです。人間も大空間よりも篭る空間の方が落ち着いたりしますよね。

窓際は避け、部屋の奥まった場所の方が望ましいようです。

犬の場合は、小型犬でも走りまわってかなり広い面積を必要とすることがあり、また、大型犬は、おとなしくしている犬種が多いので、むしろ少ない面積で十分な場合が多いようです。

そこにワンちゃん専用の小さなカーペットを敷いてあげると、自分の臭いが染み付いて愛着があるために、お気に入りの場所とすることが多いようです。 少なくとも2枚用意すると、常に清潔な環境を維持することもできます。

猫の場合は自由気ままな性格ですので、子供達にチョッカイをだされないような少し高い場所を好みます。 階段状につくった家具等の上に、自分の居場所を見付け快適に暮らします。 でも、あまり高い場所では転落事故等も報告されていますので、注意が必要です。 特に専用トイレは、人の目線を気にすることが多いので、少し囲った場所にしてあげて下さい。
前田敦/前田敦計画工房

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