住宅展示場での見るべき住宅の選び方 - 徳島住宅展示場・住宅イベントNavi

住宅展示場での見るべき住宅の選び方

 住宅展示場には、各メーカーの見どころがいっぱいの理想的な住宅がずらりと並んでいます。見ているだけで楽しくなるので、とりあえず、住宅展示場に行って、気に入った外観の住宅を順番に見て回るのも悪くありません。ただ、住宅展示場には多いところで15棟以上のモデルルームが建っているため、どのモデルームを見れば良いのか迷ってしまうことも。そこで、あらかじめ、インターネットなどの情報から、近くにある住宅展示場のモデルルームの特長をチェックしておくことで、見るべき住宅に優先順位をつけておくことができます。今回は、住宅会社の比較にも役立つ、見るべき住宅を選ぶために事前に調べておきたい項目について見てみましょう。

見るべき住宅を選ぶ上で事前に調べておきたい項目

坪単価

 モデルルームを見て回る上で、「この会社に頼んだらいくらぐらいかかるのか?」ということは知っておきたい情報です。住宅展示場のモデルルームの情報には、坪単価という建築費の目安になる情報を掲載している場合があります。坪単価とは、建物の総建築費を1坪(3.3平方メートル)で割った金額です。この単価があれば、広い建物でも狭い建物でも、平米数からおよその建築費を知ることができます。2階建なら、1階と2階の延べ床面積を合計し、その坪数で建築費を割って計算します。同じ住宅メーカーでも、異なったグレードの建物があり、坪単価は異なりますので、坪単価が予算に近い建物があるかどうかを確認しておくと良いでしょう。ただ、坪単価は、 オプションの内容や建物の形状によって変動しますので、あくまで目安として考えておきましょう。

建物の構成

 住宅展示場の建物は、お客様の要望に合わせ、三階建住宅・二世帯住宅などのコンセプトを持って建てられています。三階建なら、階段の取り方や上下階の使い分けなどにおいて一般的な二階建て住宅と異なる部分がありますし、二世帯住宅の場合は、キッチンなどの水回りを二箇所に設置したり、家族間の適度な距離感を保つ工夫などに特徴があります。もし、そのような住宅を計画している場合には、展示場にそのタイプの建物があるかどうかを事前に確認しておきましょう。また、住宅展示場の建物は、60坪程度と全体的に大きなものが多いので、もし、40坪程度の家が建てたいというような具体的な広さが明確な場合は、同程度の広さのモデルルームを見学候補に入れておくと良いでしょう。また、スキップフロア構成のような特長のあるモデルルームを見てみたいと考えている場合にも事前にチェックしておくことをオススメします。

モデルルームの仕様や特長

 「モデルルームの売り」と言える建物の特長も、見るべき住宅選びのポイントです。高気密高断熱住宅や全館空調システム、24時間換気、スマートハウスなど、住宅の性能に関する特長は調べておきたい情報です。また、耐震・免震などが気になる場合には、構造に特長がある住宅も候補に入れておきましょう。無垢フローリングや珪藻土などをふんだん使った自然素材中心の住宅やシンプルモダンなインテリアなど、素材使いやデザインに特長がある住宅についても、要望に合わせて見学候補に入れておきます。屋根裏や中二階を活用した収納アイデアが見られる建物や大空間リビングなど、叶えたい空間に近い住宅がある場合も同様です。これらの情報について事前にチェックしておくと、モデルルームを明確な目的をもって見学することができます。

工法

 住宅の工法は、メーカーによって、木造軸組住宅・軽量鉄骨住宅・ツーバイフォー住宅などがあります。どれが一番優れているというわけではないのですが、それぞれに特長があります。もし、住宅展示場に行く前に、それぞれの特長を見てみて、自分がどのタイプの住宅が合いそうかが分かれば、見るべき住宅を選ぶことができます。どの工法が、自分に合っているのかわからない場合でも、工法別にモデルルームの情報を整理しておくと、後に、同タイプの住宅について比較が検討するのに役立ちます。

 住宅展示場では、その場でしか感じられない建物の質感や、営業スタッフとの相性など、行ってみてはじめてわかる情報がたくさんあります。それらの情報取集に集中するためにも、事前情報を活用して、見学する建物を優先的に回りつつ、その他の建物も参考に見てみるのが理想的な見学の方法ではないでしょうか。もし、じっくり見てみたい住宅が多くある場合には、一日で全部を見て回ることは難しいかもしれません。その場合は、展示場のモデルルーム全部をさっと見て回ってから、気になる住宅を選び、その住宅を再度見学し、じっくり担当者に説明を受けるという方法を取ってもよいでしょう。

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