何軒くらいの住宅展示場や完成見学会などを見て、決める人が多いの? - 栃木住宅展示場・住宅イベントNavi

何軒くらいの住宅展示場や完成見学会などを見て、決める人が多いの?

 これから住宅建築を考えていく人にとって、「他の人が住宅会社を決めるまでに、平均何回ぐらい住宅展示場や完成見学会に足を運んだのか」は気になるところです。また、すでに何度か足を運び、いろいろ迷い始めている人にとっては、あとどのぐらい行けば決めてもよいのかという情報としても知りたいところです。人それぞれ住まいへの考え方やこだわりは違いますが、今回は決定までの見学回数について見てみましょう。

会社選びの段階:平均1回~5回程度

 住宅会社選びは、「自分の建てたい場所に家を建ててくれる会社」から選ぶことが前提です。東京で家を建てる場合に、インターネットや雑誌で見て気に入った工務店や設計事務所があっても、営業範囲が関西だけであれば、コストや後々のメンテナンスのことを考えると、残念ながら選択肢に入れることは難しいでしょう。ですので、まず選択肢としては、全国的な営業範囲を持つ住宅メーカーまたは、地元で営業を行っている工務店や設計事務所のいずれかになります。住宅メーカーについては、多くの住宅展示場で、一度に複数の会社をまとめて見学できます。住宅展示場で見学することのできない、中小の住宅会社については、インターネットで施工事例などを見て回り、気に入った会社の完成見学会を探して行くことになります。
この段階では基本的に「どんな会社があるのか?」「家ってどうやって建てるのか?」など、基礎的なことを知る時期だと思いますので、建築までに余裕があり、いろいろ見てみたいという人なら、見学に行く回数はもっと多くなると思います。特に、地元工務店や設計事務所で家を建てたいと考えている場合には、毎週のように見学に行かれる方も。これから家を建てる夢いっぱいの時期ですので、展示会や見学会に足を運ぶのが全く苦にならない人にとっては、楽しい時間でもあります。

候補の絞り込み段階:平均1回~3回程度

 住宅展示場や完成見学会でどんな住宅会社があるかを知ったら、次は候補の会社を絞り込む段階になります。手元には会社のパンフレットや資料がたくさんある状態で、見学に行った数社と、メールや電話でのやり取りが始まっているかもしれません。やりたいことが予算内にできそうな会社の建物をもう一度見に行くということも多いでしょう。その場合、同じ展示場や見学会ではなく、別の会場であったり、別の建物のことも多く、同じ会社の別の仕様の建物を見ることで、その会社をより深く知ることが行く目的になります。パンフレットや資料で情報を確認した後に、改めて内容を聞くことは、会社の特徴を知る上でとても有効な方法です。
この段階では、候補を3・4社程度に絞り込んでいる方が多いようです。それ以上多いと、より深い情報を比較していくには、時間と労力がついて行かず、結局詳細の比較ができなくなってくるからでしょう。それでも、まだまだ絞りきれないという場合には、時間をかけてじっくり検討していくことをおすすめです。

決定段階:平均1回~2回程度

 この段階になると、プランや概算見積もりも出ている場合が多いでしょう。その場合には、オプションの内容や色の確認など、より具体的に仕様の選択・確認を行うための機会として、住宅展示場や見学会に行くことになります。例えば、選択しようとしている外壁の色と同じものを採用した建物があるとか、イメージに近いインテリアの建物がある場合などです。このように、デザインやプランがほぼ確定した段階で、最終確認として住宅展示場や見学会に足を運ぶことがあります。
また、住宅性能に関する部分で、選択しようかどうか迷っているオプションがあった場合に、構造見学会に行き、説明を受けることで決断できる場合もあります。構造見学会は内容の説明を受ける機会として非常に役つ上、会社の雰囲気や施工への信頼感も確かめることができる機会として、最終段階で見学するのも有効です。

 一般的に、住宅会社を決めるまでに、住宅展示場や完成見学会に行く回数は、このような結果です。もちろん正解というものではありませんが、その中で、もう少し見てから決めればよかったという人の意見として、「初めに見た住宅が気に入りすぎて、他を全く見ずに決めてしまった。」「住宅会社のペースに合わせてしまった。」というものがあり、見すぎて迷ってしまったという人の意見として、「住宅会社を絞り込む前に詳細を見すぎて目移りしてしまった。」「情報が増えすぎて決められなくなってしまった。」というものがあります。
逆に、住宅会社の選定がうまくできたという人のおもな意見としては、「予算や希望条件を忘れず、目的を持って見学に行けた。」というものがあります。決定までの過程では、見学会に行く以外にもご自宅や商談スペースでの打ち合わせもあると思いますので、その内容を踏まえながら、これらの見学回数を参考にしてみてはいかがでしょうか。

最新情報をお届けします

登録は無料!あなたに合った住宅情報を毎週お届けします。

出展専門家への資料請求
ページTOPへ